- 2009年5月21日 10:41
auの夏モデルにPanasonic製移動機は存在しないそうだ。
同社は「cdma2000方式への十分な対応ができなかった」事が非採用の原因ではないかとしている。
cdma2000用に関してはクアルコムのチップを使うのだが、マルチチップ構成であり小型化が難しい。
チップコスト自体はこなれてきているとは言うが、部品点数が多いので製造コストは上昇する。
また世界的にW-CDMAが広がってきている現状にあって、cdma2000を使い続ける為のコストもあるだろう。
cdma2000に比較するとW-CDMAは処理パワーも食うし広帯域なのでそれなりに大変だ。
仕様自体もcdma2000よりデラックスになっていて、それは5レイク(cdma2000は3レイク)であったりパワー制御の綿密さであったりする。
FOMAスタート当時はこうした重い処理がネックとなって充分な性能を発揮できなかったのだが、今は何ということはない。
MIMOまでやろうという時代なのである。
処理能力が上がれば基本仕様が豪華な方がパフォーマンスを上げやすい。
そんな事もありW-CDMAシフトが進み、するとW-CDMA用のチップセット価格も下がってくる。
従来は安価に作れるメリットを持っていたcdma2000移動機が、最近ではそうでもなくなってきているとも言える。
特に最近コストダウンの激しいSBMと比較するとau機は決して安くないレベルになったとまで言われており、その割に納入価格が上げられないとすればメーカはやりたくなくなる。
- Newer: プリウス売れる
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。