- 2009年5月27日 11:22
平成電電事件とは、平成電電システムに出資すれば年利10%で回るとして一般人から490億円余りをだまし取ったものだ。
当時は今より市場金利は高かったのではないかと思うが、それでも10%はものすごい利率だと思う。
ソフトバンクは個人投資家向けに600億円分の社債を発行する。
当初は500億円と言われていたが、資金難から100億円を積み増した。
金利は年5.1%とされており平成電電システムよりは儲からない。
一時期よりは下がったとは言えJ-CDSが700前後なのだから、相当な金利を付けなければ資金調達が出来ない。
それも個人相手と言うことで、既にスーパーボーナスの証券化による資金調達も法人からでは無理になってきていると言われる通りの流れなのだろう。
こうして資金を集めながらFCFが増えたとか、借金が返せたとかと言うのだろう。
勿論実際は借り換えているに過ぎず、しかも金利面で不利な資金に手を出していることになる。
これも見栄え最重視の孫さんスタイル経営なのだと思うのだが、今ひとつ明るさが見えてこない。
償還期限は2011年6月、その時までソフトバンクが存在できていれば大きな利を得ることが出来る。
http://www.softbank.co.jp/ja/news/press/2009/20090526_01/index.html
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