- 2009年5月29日 11:05
グーグルケータイは売れない。
三菱UFJ証券の森行真司アナリストはグーグルケータイに関して「目新しい機能は無い」「遊びの延長」として「売れない」と結論づけた。
UBS証券の乾牧夫アナリストはiPhoneの日本での出荷台数(販売台数ではない)を80万台程度ではないかとしている。
以下のページでは稼働数を70万台程度と予想しており、双方が数字を補強しあっていると思われる。
http://d.hatena.ne.jp/aquila2664/20090423#1240479516
私はアナリストと呼ばれる人たちの予想を余り信じない。
その理由として、彼らが言ったことが当たった試しがないではないかと言うことがある。
もちろん経済の未来や相場を当てるのは不可能なことではあるし、そんなに当たるのだったら投信がマイナスになることなどあり得なくなる。
だから適当を言って良いかというとそれは違う。
そもそも経済や株屋は孫さんの演説にころっと騙されていたのではないのか。
モバイル事業や技術に詳しい一部アナリストこそ疑問を呈していたが、それ以外の多くのアナリストや自称アナリストは演説内容を真に受けていたと思う。
ADSLの時にあれだけ騙されておきながら、それでもなお信じると言うところに大きな違和感を感じる。
ただし過去の数字の分析はある程度の信頼性はあると思う。
未来を語ることは出来ないが過去の数字を分析する能力には長けているからだ。
その点からすると出荷台数80万台は(上に書いたとおり)説得力がある。
当初の予想よりは売れていないのだが、ここの所の投げ売りと合わせて考えてみてもiPhoneはヒットしたモデルに数えて良いのではないかと思う。
PDC時代を除いて単一モデルが80万台売るのは今となっては珍しい。
(もしかしたららくらくホンはそれ以上売ったかも)
それでもなお投げ売り期間を延長するのは100万台の大台に乗せたいのか?まだまだ在庫の山があるのか。
iPhoneの仕入れ価格は8万円以上である。
つまり100万台を売ると800億円のインセンティブが必要と言うことになる。
発売当初こそインセンティブ額は6万円程度だったが、今やただで蒔いているのだから全額がインセンティブだ。
しかもこの販売によってネットワークの弱さも露呈してしまった。
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