ディジタルフォトフレーム

SBMのディジタルフォトフレームが多少話題になっているが、実はKDDIが先駆である。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/24748.html

通信機能付きディジタルフォトフレームを私は否定しないが、月額料金がかかるのが個人的にはイヤだ。
写真の入れ替えなどそう度々起こらないと仮定するならば、月額課金の他に完全従量課金があっても良いのではないだろうか。
SBMのディジタルフォトフレームでもSBM同士の無料メール対象外と言うことで、しかも他社のドメインからのメールは受けないという仕様だ。
他社からのメールを受けない、しかもSBM同士の無料メール対象外であるのならディジタルフォトフレームの月額料金はタダでも良いのに。
まあSBMはカネがないので何とかして稼ぎたいと思うし、夏モデル発表会でもこれらがなければドコモに負ける〜みたいな。

従量制は1枚の写真を受信するごとに200円とか300円の課金にする。
SVGA程度の解像度で圧縮率が余り高くなければその程度のパケット代になるだろう。
こうなると迷惑メールならぬ迷惑写真（エロとか）受信の可能性があるのでSBMの現状のspamフィルタでは不十分だ。
件名にパスワードを入れるとか、何らかの対策は必須だろう。
月に一度の写真の入れ替えで200〜300円、週に一度入れ替えれば800円〜1,200円で、まあまあ妥当な価格だと思う。

SBM同士のメール無料はスタート時から色々あった。
孫さんが例の調子で無料だ無料だと吠えまくったが、当初メールは有料の予定だったと思う。
しかし世間の圧力に屈して無料化した。
言ったことを実行させるに至った世間の声の大きさは孫さんのそれを上回ったわけだ。
しかしやがてS!が有料だの、いやいや無料版があるのだとか訳の分からない状態になる。
これは請求書の有料化にも深く関係していて、そうした混乱の中で請求書は完全有料化されたと言って良いかも知れない。
同時にメールは、SBM同士でも月額315円が必要になった。
次にiPhoneが登場し、SBM同士であってもこれは対象外だと勝手に決めた。
そして今回はディジタルフォトフレームである。

面白い例がもう一つある。
ドコモを習っ最低月額料金を下げたパケットし放題、実はauの真似は出来なかったというアレなのだが、これを使うとホワイトプランのSBM同士の限定メール無料が無かったことにされてしまう。
つまりオプションを利用すると基本プランのサービスが低下するという、極めて面白い状況になるのだ。
野菜とチャーシューの入ったラーメンに、「オヤジ、たまご追加ね」とトッピングを追加したら基本的には入っている野菜とチャーシューを撤去してたまごだけにしました、みたいなものだ。
これがさだまさし曰くの「みそ汁がない」状態なのか。