原油価格

原油先物価格が上昇してきている。
思えば昨年の夏には1バレル150ドルにも迫ろうとする勢いだった。

それが米経済の失速などにより下落に転じ、昨年末から今年初めにかけては30ドル台になった訳だ。
この原油安によりガソリン価格も低下し、レギュラーガソリンは一時期100円を割った。
しかしその後は再度上昇に転じ、既に70ドル台に迫ろうとしている。
需給バランスなどから見ると70ドル〜90ドルあたりが妥当な価格ではないかと思うのだが、だからといってその価格帯の中で推移するわけではないのが相場だ。

原油価格が80ドル前後、USDが100円前後とするとガソリン価格は130円辺りになるのだろうか。
この価格帯だと大型車や大排気量車、ワンボックス需要の回復は期待薄だと思う。
何しろガソリン価格が安い時期でさえ小型車シフトが進んだわけだから。