iPhone OS

軽快な操作感はiPhone OSによってもたらされていると言っても良いだろう。
WindowsMobileや汎用OSよりも軽く、モバイル機器に必要十分な機能に限定した軽量版だと言えるかも知れない。

リアルタイム系だとTRONなどもあったが、これは孫さんに破壊されてしまった。
http://www.asahi-net.or.jp/%7eFV6N-TNSK/gates/softbank2.html
iPhone OSは汎用OSほど冗長な部分が無く、例えばマルチタスク機能などもサポートされなかった。
マルチタスク系などはOS3でサポートされるのかな？今時シングルタスクでは悲しいだろう。
もっともドコモのマルチタスクは正確にはタスクスイッチに過ぎず、タスクの同時実行が必ずしも可能なわけではない。

今後高機能化が進むとOSも重くなってしまうのだろうが、iPhoneOSがiPhoneというシングルプラットフォームのためのOSである点は軽さを維持するのに重要だと思う。
様々なハードウエアをサポートし、様々なメーカや事業者の要求を満たすようにすれば重くなるのは当たり前なのだ。
それを半ばCPUパワーで強引に動かしてしまう的な流れが現状ではあるし、そうして汎用化を進めなければ開発コストが下がらない。

MAC OSの世界では決して成功とは言えなかったAppleだが、iPhoneOSが汎用OSに食われることが無ければ良いと思う。
OSにしろ共通プラットフォームにしろ開発は大変だ。
KCP+などはやっとトラブルからだっせたのかなと思う所でありKDDI自身も初期ユーザを悲しい目に遭わせたことは認識しているようだ。
そこでKCP+のαテスターやβテスターとされた人々に対しての優遇措置を執ると言うのだが、今現在でも初期型KCP+機を使っている方限定ですなんて言い出しそうで怖い。
おそらく初期型KCP+に大きな絶望感を抱いた人は、他機種に買い換えたり他事業者に既に移ってしまっているかも知れない。
しかし、それでもKCP+は日の目を見ることが出来た。
声高に叫んだが消えていったPOP-iよりはマシかも知れない。