日本製に追いつけるのか？

iPhone3GSではオートフォーカスカメラが搭載される。
画素数こそ数年前のレベルではあるが、AF搭載でどこまで日本製ケータイに近づけるのか。

日本製携帯電話内蔵カメラは急速に画質を改善して現在に至っている。
それこそ画素数だけは立派だが、みたいな画質から少しずつ抜け出してきたようにも思う。
そもそも小型撮像素子で高画素ともなれば固定焦点では無理がある。
使い捨てカメラが固定焦点でそこそこ写るからといって携帯電話内蔵カメラも同じというわけにはいかない。

現行iPhoneは一体どこにピントが合っているのかよく分からないほどのもので、それこそN504i時代を思い出させるものがある。
確かにスマートフォンは普通のケータイではないのでカメラ云々ではないのかも知れないが、パーソナルユースのiPhoneとなればblogに載せられる程度の写真は撮りたいと思うだろう。
iPhoneの写真画質を比較した例はさほど多くはなく、iPhoneファンのエディタもあえてここには触れないと言うことか。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0808/14/news039_2.html

おそらく新型iPhoneでAF搭載になればマトモな写真が撮れるようになるだろう。
手ぶれ補正などがないと暗所などでは厳しいとは思うがその点はどうなのか。
ディジタル手ぶれ補正はファームが対応していないとどうにもならないし、まさかキセノンフラッシュなんかは付かないだろうし。
まあこのあたりは来年の（今度の新型ではなく、その次のモデルのこと）iPhoneで改善されるかも知れない。
本体の厚みの問題があるので高画素カメラや光学ズームは無理だとしても、ソフトで出来る何らかのものは搭載されても不思議はない。

日本市場が重要ならばワンセグ（と言うより各国のDTVに対応したSDR的仕組み）とかFelica（NFC)搭載も夢ではないのだろうが、残念ながらSBMはiPhoneを多くは売らなかった。
安ければ売れることは事実なので投げ売り戦略は失敗とは言えないと思う。
SBMが作り上げた、安い、安っぽいイメージに合致させた恰好だ。
安いのだからと言うことでネットワークの貧弱さも我慢させてしまうと言うところが何ともSBMなのだが、本来はもっとスペシャルであるべきではなかったのだろうか。
大量に売るのが良いのか？マニアに売れればいいのかは商売的に考えると難しいところなのだが…