- 2009年6月18日 11:08
下の政治がらみの記事に多くのコメントを戴いている。
製品やメーカの善し悪しに関しても時に熱い議論が交わされるが、政党や宗教となると何が正しいかなどと簡単には言えなくなる。
例えば製品であれば仕様書を比較するとか性能を比較するなどが簡単にできるのだが、政治の場合は未来のことを比較しなければならない。
これまでがダメだったから今後もダメだろうと言うのは簡単だし、実際にはそうなるケースが多い。
しかし必ずそうかと言われるとYesとは言えないわけだ。
マニフェストを信じるか否か、その表面的な公約の裏側がどうなっているのかなどはその時が来ないと分からない。
政治にしろ宗教にしろクーデターや戦争に発展する訳で、つまりはそれだけ考えの一致を見ないものなのだろう。
私は郵政民営化を支持したので前回は自民党支持だった。
小泉政治自体が素晴らしいものだとは思えなかったし、格差の拡大が良かったのか悪かったのかも分からない。
格差の拡大容認は自由度のアップだと言ってしまえばそうなのだが、その為には底辺の保護もある程度必要になる。
頑張らない人まで保護するのではなく、頑張れない人は助けなければならない。
しかし格差の是正を主眼とすると社会主義的になる。
1億総公務員化みたいな考え方で、勿論それならそれでも良い。
スペシャル待遇な公務員なのだから民間にいるよりも余程良いだろうが、そうすると税金上納者がいなくなる。
従って特定の人間である公務員でなければならず、これは北朝鮮の軍人優遇と考え方は同じだ。
日本は役人が非常に強い。
政治家も歯が立たないことは過去の例を見ても明らかだ。
自民党は役人主体な動きを崩すことは出来ないだろう。
天下りにしろ無駄遣いにしろ、役人の言いなりになるしかない。
じゃあ民主なら良いのかと言われると、少なくとも民主党員がそう言っているだけに過ぎないので何とも言えない。
それこそ言うだけなら誰にでも出来るわけだ。
小泉政治と同じく、では公務員を抑制する力を持っていたとして、それ以外の度の過ぎた改悪が起こるのではないかと見る向きもある。
しかし私はそれはそれで良いと思う。
それは、議員は選挙で選ばれるからだ。
役人は一旦職に就いたら一生もの、相当悪いことをやってもクビにならないばかりか表彰されちゃったりする。
なので民主党に役人主導の世界を買えて貰い、その後気に入らなければ支持率を下げて解散していただけばイイのでゃ無いかと思う良いのではないかと思う。
まあ、私はそう考えているが、そう考えていない人も勿論沢山いらっしゃるはずだ。
だからこそ政党支持率の概念があり、選挙があるのだから。
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