Skypeを使う

iPhoneにSkypeをインストールしてみた。
HSDPAエリアであれば普通の音質で通話が出来る。

横浜周辺では移動するとHSDPAエリア外になることもあり、すると伝送速度は100kbps前後に落ちる。
そんなところでは当然通話品質が劣化するわけで、安定的にHSDPA接続が持続する場所でしか使えない。

しかしこれ、常時プロセスが動いているわけで電池も消耗するんだろうな。
と言っている間に電池が減ってきた。
充電しているのに。
数時間後にはバッテリエンプティで再起動した。
充電量より消費量が多いって事？それともドコモのように内部温度上昇時は充電が停止するのか？
本体は結構温まっているのだが…

そこでSkypeのプロセスを停止させてみた。
つまり停止させなければバックグラウンドで動作しているわけで、でないと待ち受けが出来ないわけだ。
おそらくWi-Fiで使う分にはWLANのバッテリセーブ連動動作みたいな感じで動いているのかも知れないのだが、3Gで使うと(3G側の完結受信の情報が取得できない等々で)もしや連続動作？
とにかくSkypeプロセスを停止すればバッテリ消費は抑えられるようだが、もう少し検証しよう。
というのも一旦バックグラウンドプロセスを削除した後、再度動作させたら異常な電池消費は発生しないような…
まあ普通ではない(!)使い方なので色々検証項目はある。

SkypeはPCで動作させても結構なCPUパワーを食うわけだが、iPhoneの場合は通話中に他の作業をすることは無いから良いか。
topで見てみると通話中のCPU負荷は70%前後、アプリ起動のアイドル中はたまに負荷が上昇するがそれ以外はほぼゼロだった。

対固定ならばSkypeが圧倒的に安く、SBM同士は準定額、他社携帯にかける場合もSkypeの方が安いが音質次第か。
こうして様々なネットワーク系ツールなどを使うとなかなか便利なのだが、問題はSBMネットワークだ。
屋内圏外や地方での圏外は、便利なiPhoneを単なる重い箱に変えてしまう。

ではドコモネットワークで使えるかというと、現状では定額APに接続できないらしいので料金的に絶望的だ。
また例えドコモからiPhoneが発売されたとしても、SBMと同額などと言うことは絶対にないだろうから得ではない。
もう一つ、ドコモにはiモード網がある。
SBMは公式サイトの数も少ないのでiPhoneが公式サイトに入れないのはさほど問題ではないだろう。
しかしiモード網を無視してスマートフォン市場を築くためには、相応のサイト群も必要になる。