今日のiPhone

毎朝の速度測定もそろそろ終わりにしようかなと思いながらも測定してみた。
実はNiftyにあるSPEED TESTサイトで3.9Mbpsを記録したのだ。

ハードコピーを取らなかったのが悔やまれるのだが、理論最大速度以上にもなりうると言うことだ。
これはmpwの計測で以前にも言われていたことだが、mpwのみではなく他の計測方法によっても突飛な値が出ることが分かった。

スピードテストは計測サイトによっても値が違うし、この測定結果を見て解るように測定ごとにも値は異なる。
従ってたとえ複数のiPhoneで同時に速度計測を行ったとしても決して同一値にはならない。
なのでどれが正しくてどれが正しくないかなどとは言い切れないが、出てはいけない数値が出る事もあるという事だ。

速度の変動は実際に使っていても感じる。
昨日はN-06Aのフルブラウザと表示速度比較を行ってみたのだが、3G回線だと速度が安定しないのでドコモが速い場合もあればiPhoneが速い場合もあった。
無線LAN接続だとiPhoneが速い場合が多かった。
というか、サイズの小さいページならiPhoneの表示が出るのが速く、大きなサイズのページだとN-06Aの方が速い。
これは以前にも書いたようにiPhoneはページを全部読み取ってから表示するためだと思う。

このテスト後にiモードブラウザを動かしたら何と軽快なことか。
Windowsに対するMS-DOSみたいなもので、機能は少ないがササッと動く感じ。
しかも横方向スクロールが不要なので見やすい。

ドコモのフルブラウザは横方向スクロールしない(しなくて良いようにページレイアウトを変える)ようにも設定できるが、確かにその設定には意味がある。
次期iPhoneの画面解像度がXGA位になれば(目の良い人なら)そのものズバリサイズで見られるかな、なんて。

ディスプレイ自体はiPhoneの方が色温度が高くバックライトが強力だ。
色温度を上げられるのはワンセグが無いからかも知れない。
ワンセグの場合は他のテレビと色比較が容易に出来るので、色温度を上げると(液晶にとってはタダでさえ苦手な)黄色などが出にくくなると言う。

色合いの違いはこの写真が良く出ていると思う。
http://www.fnf.jp/blog/2009/07/fnfblog1798.html

iPhoneの液晶のコントラストは高くはない。
黒い画面でも真っ黒にはならないというか、少し角度を付けてみるとブルーに光っているのがよく解る。
この辺りも表示品質に敏感な日本のユーザをターゲットとした製品とは違う。