iモードは不滅なのか

iモードは、いやiモードによる囲い込みは不滅なのだろうか。
AppleはAppStoreでiモード的な囲い込みを行うが、それはiモードより広く浅くみたいな感じがしないでもない。

iモードはコンテンツをはじめとして、他のFelica関連やクレジットカードなど金融方面にも手を広げている。
Appleは今のところはコンテンツ販売のみだが、全世界の全iPhoneユーザがターゲットだ。
もっとも日本人からすると日本語のアプリが少ないなという印象であり、ゲームなどにしてもアドベンチャー系だと非日本語ゲームは敷居が高いと思う。
アジア圏の倍角世界にどの程度食い込めるのかがAppleによる囲い込みがうまく働くか否かかもしれない。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0907/17/news068.html

上記ページにはBeeTVに関しても書かれている。
確かにこれまでの動画放送とは一線を画するクオリティがあるのは事実だ。
予告編的なものは無料で視聴できるが、画像品質も悪くはない。
今後の帯域消費コンテンツとしてはやはり動画と言うことになるだろう。
気の利いたドラマなどならリピータを呼べるだけに道を間違えさえしなければ大きな市場をつかむチャンスかもしれない。

モバイル放送はその方式も含めて議論された時期もある。
いわゆる日本のワンセグ規格をモバイル用に構成し直したもの、クアルコムが推すMediaFLOがそれだ。
放送方式はどうでも良いというか、そもそもワンセグ自身も日本規格な訳だし、それよりも問題は中身だと思う。
これまでにもインターネット放送局的なものはあったのだが、いったい何を流したら(放送したら)良いのか解らないみたいなところが多かったと思う。
これはCSなどの有料放送にもいえることで、チャネル数は増えたが見たいプログラムは増えない訳だ。

結局エロかマニアック路線かの選択になり、一般受けとはほど遠くなる。
後は通販かな。
これは移動体通信と一体化することで利便性向上はねらえるとは思うがどうだろうか。