3万局増設？

auは新聞広告で、今後更に3万基地局を増設するとしたそうだ。
これに素早く反応したのは電磁波公害を問題視する人々だった。

そんなリンクをたどってみたが、2GHz対は電子レンジの周波数に近いから危険だとか、地上高の低い基地局はアンテナゲインが低い（アンテナがインは高さに比例すると書いてあった）分を出力増強でまかなうために危険度が高いとか。
3G(Generation)が3GHzと混同されていたりと間違えも数多く見られた。

auの基地局増設はマイクロセル化やLTE対応などを踏まえたアナウンスだと思う。
これを見てauが3万局ならウチは3.1万局だ！と孫さんが言うかどうかは見物である。
既に基地局免許数では3事業者で最も少なくなってしまったSBMだが、エリア構築完了宣言もあるから反応しないかも。

SBMネットワークはiPhoneは優遇されているようで7.2Mbps接続も場所によっては可能なのだが、少し場所を変えると接続不安定になるなど問題も感じる。
勿論移動体通信なのでドコモでも同じような状況に陥ることはあるのだが、その体感頻度がSBMの方が多いわけだ。
これはマイクロセル化やハンドオーバ閾値の調整で改善できるはずで、この辺りに手を入れれば使いやすくなるのではないだろうか。

同時に屋内圏外対策も何とかして欲しいところだ。
iPhoneはWi-Fi接続していても3Gネットワークに接続していないとMMSが使えないようで、無線LANがあれば3G接続が不要と言うことでもない。