- 2009年7月31日 10:35
ドコモもauも傾斜型パケット定額料金の最低料金の値下げをする。
どちらも最低額は390円なのだが、実はSBMの方が傾斜角が強く早く上限額に達する仕組みになっている。
ドコモの場合は従来と変わらずパケット単価は0.084円/パケットなのだが、SBMの方はこれが0.105円となる。
見かけの価格は変わらないし上限価格も変わらないのだが、事業者としての収益はSBMの方が効率的、つまり加入者にとって高いと言うことになる。
メール代の値上げや網内メールにS!代が必須になるなど細かな値上げの効果もあってARPUは多少上がった。
この火を消さぬように今後も値上げを継続しなければいけない。
決算説明会で月月割りの適用範囲変更による大幅値上げに対しても質問されていた。
(※孫さんは自社サービスの「パケットし放題」をドコモのサービス名称である「パケ・ホーダイ」と言い続けた)
孫さんによれば多くの金を払っている加入者に対して、月額8円しか払わないヤツがいるのは公平ではないという。
公平も不公平も、SBM自身がそうした販売方法をとっているのだから仕方がないと思う。
もちろん月額8円で使えることが正常だとは思えないのだが、だったらスパボ一括売りをやらなければいい。
iPhponeにしても投げ売りしなければいい話だ。
なので、公平とか不公平とかというのはおかしな話だと思う。
言い訳をせずに、値上げしますと言えばいいのに。
iPhone自慢も面白かった。
ホワイトカラーはiPhoneが良いそうなので、ブルーカラーの方は使ってはいけない。
使えば必ずその素晴らしさが分かり、素晴らしいと感じない人は普通じゃないと孫さんは言う。
じゃ、私はホワイトカラーじゃないんだな。
自称メタルカラーって、それは言い過ぎか。
孫さんはiPhoneの売れ行きは落ちないと言っているが、落ちないように投げ売りしているのだから落ちないだろう。
もっとも8GB版は投げ売り以前はあまり売れていなかったし、もしも今旧型投げ売りを中止したらあっという間に売れなくなるだろう。
でも孫さんはそうは認めたくないんだろうな、素晴らしいiPhoneを多くの人に知ってもらうために格安にしているんだとか、思いたいだろうな。
素晴らしいを連発はするのだが、どこが素晴らしいのかは不明だった。
一点だけ、内蔵メモリ量が多いのを自慢していたが、国産ケータイはmicroSDで… と、孫さんも気づいてしまったようだ。
会場内でiPhone所有者が少ない事が孫さんにとっては意外だったようだが、SBMの端末販売割合的に見ても1割に満たないのだから当たり前だろう。
ビジネス用途ならモバイルPC、いや、もう少し大型のPCを持ち歩いているかも知れない。
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