フロアマット

車を買うとフロアマットも買うと思う。
純正品を買うか？社外品を選ぶか迷うところでもあるかと思う。

フロアマットやオプション品、洗車セットなどはディーラの儲けになる。
利率が良いので何とか売りたいところで、レクサスなどはなんと！話題の250HS用ですら8.6万円を超える。
勿論BENZ純正より高いのは言うまでもなく、BRABUS純正でも3〜4万円なのだ。

以前ヤナセにBENZはフロアマットを高く売らないのかと聞いたことがあるが、安いものは高く売れないと言っていた。
つまりフロアマットなどには適正な価格があって、それにむやみに高い価格を付けても客は高すぎることをすぐに見抜いてしまうと言うのだ。
フロアマットは金の糸で織るものでもなければダイヤをちりばめるものでもなく、必要十分な性能があればそれ以上でもそれ以下でもないという。

レクサスLS用のフロアマットも10万円近い代物で、毛足の長い高級そうなものだ。
しかし使っていれば毛が寝てしまって汚らしくなってくる。
定期的に交換すれば美しい状態が保てるが、そうでなければ劣化は避けられない。
そんな代物に10万円を払うかどうかの価値判断の問題だとヤナセの営業は言っていた。

この言葉の半分は「うちのお客様は本物が分かるのです」で、後の半分は「あんなものが10万円で売れるのは羨ましいなぁ」だと思う。

最近はレクサスも売れないのでフロアマットはオマケかも。
レクサス点発足当時に値切ろうとすると「レクサスを値切られたお客様は初めてです」なんて賞賛（え？）されたようだが、今はどうなのだろうか。