満足度調査

以前にも紹介した満足度調査なのだが、分かりにくかったのでグラフを重ねてみた。
ドコモは今は赤なのだがauのオレンジと色が近いので青で線を引いた。

通話品質、エリア共にドコモとauが高い値を示すというかSBMだけが低い。
特にエリア不満は多く、それでも孫さんはエリア整備は終わったと宣言したのだから加入者はたまらない。
端末価格に対する不満も多く、これは投げ売り系と相殺されているのでドコモ並みのポイントになっているが、投げ売り系がなかったら3事業者で最も不満が多いとなっただろう。
これはスーパーボーナスによる二重価格のためで、下手するとドコモ端末の1.5倍以上の価格が表示されているのだから仕方がないだろう。

通話料金面ではポイントを稼いだが、auとの差が意外に開いていない。
網内定額とは言ってもシェアが小さいのと他社通話が高いことが嫌われたのだと思う。
その点他社通話も安いWILLCOMは大きくポイントを稼いでいる。

パケット代も、ドコモと共にポイントが低い。
価格的には3社ほぼ同じなのだが、SBMは細部での細かな値上げなどが嫌気されたのか、それとも同じ価格でパフォーマンスが低いと嫌われたのか。

結果として総合満足度ではSBMが最下位、WILLCOMよりも低い値となってしまった。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/ktai090710.html

総合満足度の低さが解約率の高さになっていると思うが、それを補って余りある新規加入者を稼ぎ出しているのが凄いと思う。
しかしその代償として5万円を超えるインセンティブ額の支出を伴うなど、まさに金で加入者を買っている状態だ。
今年後半にはPDCの巻き取りに更に金が要るだろう。
ドコモがらくらくホンのFOMA移行に金を使ったように、更に金を積まなければならない。

今月から始まるとされる月月割りの改悪は、私は純増数に大きな影響はないと見ているのだがどうだろうか。
私などは2年前にスパボ一括で2契約しているわけで、これはそのまま解約する。
8円で維持できるなら意味はあるが、それ以外ではもはやSBMの準定額も(私にとっては)霞んで見えるからだ。

iPhoneも冬には解約予定である。
一通り使ってみたし脱獄もしてみたしゲームも買ってみたし、少しだけ通話もしてみた。
移動時に使うならば普通のケータイの方が良いし、家でわざわざiPhoneは使わない。
2台目として持ち歩くにしても、iPhoneに出来る事は国産ケータイで出来る。
国産ケータイで出来ることもiPhoneには出来ないわけで、どちらを取るかと聞かれれば国産ケータイだ。

子供用としても、動く絵文字などを普通に使う世代にiPhoneは向かない。
そして(そのような)メールが出来ないiPhoneに価値を見いださないのが中高生世代だろう。
むしろもう少し大人な後期ポケベル世代がフリックなどをマスターして使い続けるのかな。

いや、あの豪速ポケベル打ちをマスターできる人ならばフリックも夢ではないと思う。
オッサンには無理だけどね〜