HSUPA

ドコモはこの冬モデルからHSUPA対応機を出す模様だが、上り速度の高速化は何を便利にしてくれるのだろうか。
PC接続などを考えればデータ送信が高速化されることに意味は見いだせると思うのだが、携帯電話単体でと考えると…

動画のアップロードとか、現時点では無線LANでのみ対応な撮影画像の自動アップロード機能の標準化も考えられなくはない。
しかしこの場合はストレージ容量と価格のバランスが現状より良くならないことには、そのサービスを受けるお金でmicoSDを買った方がお得になってしまう。
それこそHD動画をどんどん撮ってアップロードするような使い方でも出来れば別なのだが、今度はそのHD動画の画質や必要性という話にもなる。

動画のために移動機本体が大きくなるのは好まれず、じゃあ光学ズームなしの今のままのカメラで良いかと言われるとそれも物足りない。
結局動画撮るならハンディビデオ買いますよ、だったりして。
ならばそのハンディビデオで撮った画像を、ハンディビデオと携帯電話を無線LANでコネクト（Bluetoothでは遅すぎる）してアップロードとか。
いや、そんな手間を考えるなら予備のメモリカードで良いか。

NECは引き続き無線LAN搭載機を出す模様。
無線LANに加えてHSUPAで上り速度が確保されれば、SkypeでもGoogleVoiceでも（頑張れば）乗せられるだろう。
ただこの手は通信事業者のビジネスモデルと相反する点があるのも事実で、技術的に可能か否かではなく商業的に可能かどうかが問題になる。