830P売れる

iPhone需要一巡か、830Oの売れ行きが目立ってきた。
旧型iPhoneは投げ売りで、新型はそれなりに需要を伸ばしたが息切れした。

7月は6月ほどではないがiPhone投げ売りも行われていて、それはヨドバシの記事でも書いたとおりである。
投げ売りすれば一定の需要は見込めるはずで、私もその中の一人だ。
しかしそれでも無限に売れるわけではない。

830Pは一般携帯電話なので常に潜在需要が存在すると思うのだが、iPhoneは要らない人にはタダでも要らない存在なのだ。
勿論逆に欲しい人は金を積んででも手に入れたくなる。
だがSBMはそんな欲しい層からも魅力を奪い取るような投げ売り作戦に出や訳で、私自身はちょっと複雑な思いなのである。
確かにSBMは安い/安っぽいイメージで売ってきたのだが、iPhoneはもっと特別でも良かったのではないかと。

安売りするなら本体ではなく、通信料を値引くとか。
ただこれだとARPU上昇が抑えられるので経営的には×なのだろうな。

あとはネットワークだ。
都内近郊の屋内圏外対策、地方都市のHSDPAエリア拡大など、少しは行って欲しいと思う。
そうすればiPhoneの魅力も引き出せるし、ついでに時刻自動補正も（諸外国の他事業者並みに）行って欲しい。
結局の所SBMネットワークではiPhoneの魅力はうまく引き出せていない。
残念だけど。