- 2009年8月19日 11:43
密かに、本当に密かに音もなく改悪の日はやってきた。
月月割りが基本料金部分に効かなくなるのがそれなのだが、基本料金部分に効かないと明記はされていないページもあったりする。
もちろん図を見ればそれは明らかなのだが、通信料や通話料から割引がされます!とそれがさも素晴らしいことのように書かれている。
http://onlineshop.mb.softbank.jp/ols/html/service/super_bonus.html
こちらには注意書きとして明記されている。
> 各料金プランの基本使用料は月月割の割引対象外になります。
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/super_bonus/
オーバーローンを組ませてそれを補填するやり方が正常だとは思えない。
もちろん基本料金部分にそれが適用されようがされるまいが、だ。
そもそも最初はローンをそのまま肩代わりするシステムだったわけだが、それはおかしいだろう(当たり前)という話になり、だったら機種代金とは別の項目から補填を行おうとした訳だ。
孫さんはこれを自画自賛したが、やがて新規契約数稼ぎのために安売りが始まることになる。
安売りが始まると、そもそも機種代金が安いので補填分で基本料金部分が埋まるケースが出てきて、これが8円ケータイとなった。
もちろんこれはユーザが望んだものでも販売店が望んだものでもなく、SBMが自ら始めたことなのだ。
しかし孫さんは、8円で使われるのは気に入らないという。
まるで8円ケータイを持っているのが悪人であるかのようなことを言うが、そのに8円ケータイが売られていたから買ったまでだ。
孫さんのこの手の、自分が気に入らないものは悪だ論はSIMロック外し屋に対しても同様に牙を剥いた。
一方でSIMフリー化について検討すると一旦は言った孫さんだったが、その後はむしろ縛りをきつくする方向に転身だ。
中古販売の阻止やSIM無しではほとんど機能しない端末の販売など、分離プランとはかけ離れた方向に突き進むことになる。
極めつけはiPhoneに対する巨額インセンティブだろう。
当初は6万円程度のインセン額だったが、さすがにそれでは売れないとあって今では10万円以上を「付けて」投げ売っている。
iPhoneにしても学割適用ならば月額554円で維持できる。
解約しても1万円弱の負担なので、投げ売り品を買って契約を寝かせたり解約するなどでiPhone本体だけが売られるケースも国内外では多発している。
悲しいかな、ヤフオク出品禁止も6ヶ月→12ヶ月に密かに延長するも、予定が狂ってiPhone3Gの在庫がはききれなかったためにヤフオクにも合法的に出回るハメになった。
投げ売りiPhoneを買ってきてすぐ売りに出すと3万円〜5万円の値が付いて落札される。
購入価格が5千円程度、契約料と解約料など全部合わせても2万円にはならない。
それが3万円〜5万円で売れるのだから転売屋が横行するのは当然だろう。
個人的には8円ケータイが無くなった事による純増数への影響は少ないのではないかと思う。
今や8円ケータイに人だかりが出来るようなことはなく、iPhone投げ売りにだって人は集まっていない。
むしろ法人への突っ込みその他が数稼ぎの主体だとすれば、8円ケータイは有無はさほど影響がないのでは無かろうか。
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