待ち受け画面

待ち受け画面は普通の携帯電話には普通に存在する。
Windowsでもデスクトップというヤツがそれに近いだろうか。

待ち受け画面は携帯電話の一等地であり、時にカレンダーの置き場所になったりもする。
この待ち受け画面上でアプリを実行させようというのが待ち受けアプリで、現在のStarプロファイルでは存在しないが以前は利用できた。
欠点は待ち受け中にもアプリが動いていることになるので消費電力的に問題があった訳だ。
今現在デスクトップにはマチキャラが居着いたり、或いは待ち受けアプリに代わるようなFlash待ち受けが利用されたりする。
そしてモデルによっては様々な機能のショートカットアイコンなどが貼られ、まあ言うなればWindowsデスクトップにプログラムやデータのアイコンを貼っているようなものだ。

iPhoneには待ち受け画面がない。
常にメニュー画面、メニューアイコンが並んだ状態が待ち受け状態だ。
従ってそこをカスタマイズすることは出来ず、カレンダを表示したければカレンダの表示を意識的に行わせる必要がある。
常にメニュー画面なのでメニューキーは存在しない。
そこに並んだアイコンをタップすればその機能が起動するのは普通の携帯電話と同じだ。
機能設定メニューはさらに階層があるのもケータイと同じなのだが、設定自体は今ひとつ直感的ではない。

直感的ではないが複雑でもない。
それは国産ケータイに比較して機能が限定されるからだ。
だからと言うわけでもないのだろうがロクな説明書は付属しない。
知りたければ本でも買えと言うのだろうが、これは不親切である。
メール振り分けは出来るものだと普通は思うだろうからその設定を探すが見つからない。
本を買って読んでみたら任意の振り分け機能自体がなかったみたいな情けないことを知ってしまう日が来る。

iPhoneに待ち受け画面の概念があったら、ウィジェットなども実現できたかも知れない。
カレンダからスケジューラを起動したり、メモを画面に貼り付けたりと様々な使い方が出来るはずだ。