980円引くから1万円使え

月月割りは告知も無しに改悪された。
その代わりと言ってはアレだが、基本料金無料攻勢をスタートさせるようだ。

MNPでSBMに移動すると5ヶ月間基本料金が無料になる。
最初の3ヶ月に月額1万円以上使うとさらに無料期間が増えると言うので、つまり980円の部分は無料にするから1万円以上使ってねと言うことか。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090827AT1D2604F26082009.html

この無料期間はスパボ支払期間にはなっていないのだろうか。
ソフトバンクのやることなので精査しなければ危ない。
もしもスパボ期間に含まれないとすると24ヶ月のスパボ支払いがスタートするのが契約5ヶ月後になり、トータル29ヶ月縛りなんてとんでもない事になったりして。
ちなみに5ヶ月無料というとお得な感じもするのだが、金券5千円を貰うよりもお得度が低い。
つまり月月割りの改悪だけでは利益が足りず、金券配給もやめましょうと言うところなのか。
当然従来の8円ケータイ×24ヶ月よりもずっとお得度が低いのは言うまでもない。

8円ケータイにしてもiPhone投げ売りにしても、いわばお札を付けて端末を配っているようなものだ。
勿論そんなインセンガッポリな商売が正常とは言えないわけだが、一方ではそうしてでも加入者を取りたい思いがあったはず。
収穫期に於ける収穫を既存加入者だけには頼れず、これまでは餌をばらまいて釣っていた新規加入者へのえさ代も節約となったわけだ。
餌の品質低下によって加入者増が急激にしぼむとも思えないが、そもそも既存加入者の満足度も低い訳なのでそれと合わせた形で徐々に効いてくる事は間違いないだろう。

インターネットマシン構想はいつのまにかコンテンツシフトし、それを忘れたいのかと思うようにiPhone推進となった。
S-1などでコンテンツ囲いをするもiPhoneには対応できず、一体何をやりたいのかボケて来た感じもする。
新サービスや新機能開発はiPhone否定にもつながりかねないわけだし、そもそも新サービスなどでドコモやauを追いかけられないのは分かり切っている。
その解決策がインターネットマシン構想だったとは思うのだが、iPhoneに関してはコンテンツ部分までもAppleに持って行かれるわけでSBMに利益をもたらさない。