電子投票(2)

Blogのコメントも、BBSの方にも書き込みを頂いた。
結局の所不正投票対策をどうするかという話なのだが、これは何をやっても防げるものではない。

金庫破りが防げないように不正も必ず存在する。
しかし1万円しか入っていない金庫を5時間もかけて開ける泥棒はいないだろう。
1億円入りの金庫なら5時間くらい訳ないことかも知れない。

暗号とその強度に関しても同じように、破るために要するパワーと破ったときに得られる情報のバランスの問題だ。
確かに対面投票の方が心理的安心感みたいなものはあると思うのだが、その程度の差でしかないと思う。
振り込め詐欺犯は銀行のATMうぃ操作させたり、以前は窓口から振り込ませたりもしていたわけだ。

だから駄目、そんなの駄目というのは簡単だし、時に機械ものは簡単に駄目だといえてしまえる。
この機械は扱いにくいから駄目、駄目なものは駄目なのだから駄目だ。
しかし人間が絡むことに関してはなかなか駄目だと断定しにくい部分があると思う。
駄目だといっているのに駄目にならないのは天下り問題で、要するにものはやりようではないかと。

不正投票を防げるシステム開発でもしたら将来的には天下りが…
って話じゃないか。

テクノロジーは様々な問題を解決できるのか。
そういえばドクター中松氏は発明で政治を変えるとか何とか言っていたような。