- 2009年9月 2日 11:19
SMSの事業者間接続の話が出ている。
SMSを使うと電話番号ポータビリティによって自動的にメールアドレスも移行されるというか、そもそも電話番号でメールを送る仕組みなので便利と言えば便利だ。
そもそもSMSとはGSM世界でスタンダード化されたもので、GSMとは縁の薄かった日本では独自形式の文字伝送が使われていた。
その後iモードを発端にE-Mail化が進んだためSMSという概念自体が無くなったわけだが、W-CDMAになって国際ローミングの関係から再びSMSが実装されるようになる。
vodafoneはSMSとMMSというスタンダードなメール実装を行っていてドコモよりも汎用的だ。
ドコモの方はあくまでもiメールに拘るという感じなのだが、今後はMMS実装も必要になってくるだろう。
FOMAもSBMもSMSを実装はしているが相互接続はしていない。
IDOが携帯電話市場に参入した当時だったか、相互接続の関係でドコモ宛には電話が出来ないなどがあった。
PHSも同じように、接続できない事業者があった。
今ではどの事業者からでも普通に接続が出来るが、それは各社が相互接続しているためだ。
おそらく本音から言えば接続料の高いSBMとはつなぎたくないみたいな所はあると思うのだが、接続しないわけにも行かないのがドミナントの弱いところだ。
移動体通信事業者間メールの絵文字変換、PCでも使えるWebMailでケータイからの絵文字が受信できるのも相互接続の賜である。
インターネットではどことでも接続されているが当然のことなのだが、こうした事業者間の接続は面倒なもの。
従ってSMSを相互接続するにも時間がかかる。
FOMAでは国際SMSは送れるのにSBM宛には送れないというおかしな感じになっているが、それも是正されるのだろう。
ちなみにSMSの送信料は国内が数円、国際がFOMAが50円程度(SBMは100円?)だったと思うが、パケット定額対象外なので注意が必要だ。
電話番号がメールアドレスになっているのでspamが心配だ。
私はSMSをディセーブルに設定しているが、それはspamが多かったからに他ならない。
ただSBMの方にはspamは来ていないのでもしかしたら今は来なくなっているのかも。
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