- 2009年9月 4日 11:56
日本でもS400ハイブリッドが発売された。
3.5リッターV6エンジンに20馬力の小型モータとLi-ionバッテリ(16kWh?)を組み合わせたもので、どう排気量車に比較して3割の燃費向上を謳う。
確か欧州モードだと燃費向上率は2割程度だったはずで、より低速よりな10・15モードテストでは好結果が出やすいのかも知れない。
バッテリは小型で、従来の鉛蓄電池程度の大きさしかない。
モータはエンジンとトルコンの間に挟まるように設置されているのだが、これってトルコンより後ろ側(ミッション側)の方が良いのではないだろうか。
確かにアイドリング時の発電は出来なくなるが低速トルクの大きなモータはトルコンのスリップ域が無駄になるような気がする。
ただしロックアップクラッチなどの適切な制御がないと再始動などの点は難しくなる。
AMGはトルコンを使わずに湿式多版クラッチを電子制御する方式を使い始めた。
トルコンスリップがない分燃費を良くしやすい(シフトレスポンスなどの点もあるとは思う)という。
その流れで行けばやがてモータとミッションはクラッチを介してつながるようになるのだろうか。
いやモータは静止させることが出来るので、やはりクラッチはモータとエンジンの間が良いのか。
日本では売れないレクサスLS600hなのだが、果たしてハイブリッドSクラスの需要はあるのか。
1.4千万円の車両価格でエコ代70万円引き。
対外的にエコを主張したい向き以外はコンベンショナルな5.5リッター版を選びそうな気がする。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090903AT3K0300903092009.html
ちなみに排気管テールのデザインはトヨタの真似なのであしからず。
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