あれから3ヶ月

ドコモの夏モデルが発売され、iモードブラウザというかiモードサイトのセキュリティ対策不備からJavasvriptが無効にされて早くも3ヶ月が経過した。
当初は1ヶ月程度で改善の見込みと言っていたドコモもその後は知らん顔を決め込んでいる。

この機能自体従来はサポートされていなかったので無視を決め込んでも影響は少ないのかも知れないが、企業としてのモラルには疑問を感じる。
すなわち、その機能をうたい文句にカタログを刷ったわけで、それが未だ実現していないのだから現状報告くらいはあってしかるべきではないのか。
ドコモの社長は顧客満足度の向上を目指すと言うが、ドコモという企業全体の方向が顧客の方を向いているとは思えない。

実際の所ドコモはお役所そのものという体質で、少なくともドコモのことが好きだという人は希だったと思う。
いまでこそSBMが参入してきた関係で、SBMよりはドコモの方が良いみたいな感じになっているのは事実だとしても、絶対的に優れた顧客サービスを行っていると私には思えない。
無料で誘う有料サイトの問題とかもさんざん言われているわけで、もしもSBM参入前だったらもっと叩かれていただろう。
結局相対的比較の中でSBMよりはマシみたいな、今回の選挙の自民党よりマシ的な票集めと同じなのが今のドコモだ。

確かにエリア改善努力などは認めるのだが、でも考えてみればそれは当たり前のことでしょう。
これだってSBMは屋内圏外が多いがドコモはマシみたいな感じだし、緊急時のバックアップ体制（爆笑問題のCM)にしても然りだ。