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年金


  • Posted by: F&F
  • 2009年9月 7日 11:03

年金担当大臣にはミスター年金こと長妻議員が起用されるのだとか。
まあこれは妥当なところだ。

是非とも年金改革に挑んでいただきたい。
民主党案では税金方式を主体とした全国民適用方式なのだが、これは正しいと思う。
いや、従来型年金方式でも年金システムが破綻していなければ良かったのかも知れないのだが、すでに年金システムはどうしようもない状態になってしまっている。
それによって年金加入者も減少しているとあっては税金方式以外にあり得ないだろう。
本来は小泉内閣で郵政改革より年金だったと思うのだが、結局誰も手を付けないまま駄目駄目になっていった。

何故年金をみんなが払わないかと言えば、システムが破綻しているからだ。
社会保険庁はおそらく、年金支給開始年齢を平均寿命以上に持って行きたいのだろう。
国民に支払う額を減らせばその分多くの無駄遣いが許容される。
そんな役人の手口を知った若者は年金代を払わなくなる、当たり前の話だ。

掛け金は無収入の学生からも取ろうとする。
支払い開始年齢になれば勝手に調べて勝手に請求してくる。
しかし逆に年金を貰おうとすると、その申請は個人では難しいくらい複雑になっていて、だが申請しなければ決して貰うことは出来ない。

一番悪いのは社会保険庁だが、それに何の手も打たなかった自民党も悪い。
桝添さんは頑張っているが、今ひとつ社会保険庁に歯が立たない印象だ。
これも大臣就任前と就任後でパワー感が変わってきたことが、役人に丸め込まれた印象を強めた。
恐らくこのままでは政権が変わろうが大臣が替わろうが役人は変わらないだろう。
大胆な改革がなければ役人に勝てないばかりか、下手をすると改革後にも役人が暗躍することになる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090600171&j1

是非薬害エイズの時の管氏のように頑張って欲しいものである。
当時官僚はさんざん抵抗し、あるはずの資料すら「存在が確認できない」「見つからない」と曖昧な返答に終始していた。
が、その抵抗もむなしく最終的には「見つからない」はずの資料が即座に出てきたのである。

   

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