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排出削減


  • Posted by: F&F
  • 2009年9月 8日 11:25

民主党公約の炭酸ガス排出削減目標は1990年比でマイナス25%、自民党は同8%とした。
経済、産業界からは過剰な削減目標は経済に与えるインパクトが大きいとして反対意見が出ている。

確かにそれは当たり前なことで、排ガス規制の強化に対してもトヨタなどは真っ向から反対してきた。
もちろんそんな話は表には出さず、いざ排ガス規制適合となると「うちは環境を優先しています」みたいなCMを流す。
高公害ディーゼルに関しても同様で、都市部で規制されれば中古をどんどん地方に運ぶみたいな。

実際に25%の削減が容易でないのは想像に難くない。
国民一人一人が25%の削減を行わなければならない話であり、それこそ石油暖房など使えなくなる。
というか石油暖房をガス暖房に切り替えるだけで済んだりして。
ただしこれには金がかかる。

発電にしても同様に火力発電所を止めれば大幅な炭酸ガス排出量抑制になり、航空機を間引いても同様に炭酸ガス排出量は減る。
ようするに化石燃料を燃やすなと言うことだ。

高速道路の話は昨日も少し書いたが、渋滞解消で経済効果はあるかも知れないが炭酸ガス排出量はどうなのだろうか。
もちろん渋滞が解消されると燃費は良くなるが、その分を高速走行するとなると短時間に多くの燃料を燃やすことになる。
このあたりは高効率車や電気自動車とペアで考えなければいけないだろう。
それこそITSなり給電スタンドなり給電サービスエリアなりの充実で乗り切るのが良いと思う。

高速道路が無料化となるとトラック輸送はコスト低減が行える。
そこで高速道路通行料負担と同じか少し少ない程度の炭酸ガス排出量削減負担を行ってもらい、古い車両を燃費の良いあるいは最新技術満載の車両にリプレースするだけでも結構違うのではないだろうか。
当然これは公害防止にも役立つ話で、高速道路通行料を払いたくないばかりに一般道を疾走するトラック、そのトラックからの排ガスで窓も開けられないと嘆く周辺住民にも朗報になろう。
稼働時間の長いトラックであればLNGなども使えるはずで、需要が増えれば開発が進むしコストも下がる。

航空機を電気で飛ばすわけにはいかないし、液体水素でも航続距離が稼げないだろう。
とすると出来ることは自動車のたぐいと産業用絵エネルギだ。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090907-OYT1T00586.htm

   

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