- 2009年9月 9日 10:39
SBMはS!ベーシック未加入者に対して、2タッチでこれに自動加入させるシステムを導入するらしい。
緊急地しん速報には対応できないが、2クリック詐欺は即時導入と言うことか。
先月分の純増を見て分かるようにIP契約者率はかなり下がっている。
元々IP契約率が低かったのだが、未だに降下を続けているのだろう。
S!ベーシックに加入させれば315円が自動的に入ってくるし、ここにspamでも送られればその収入も入る。
そして請求書は基本的には郵送されないから勝手に課金もばれにくい。
さらに、請求をオンラインで見ている人なら誤操作でS!ベーシックを契約してくれるかも知れない。
そういえば請求書の郵送も、今や完全有料になったんだったかな。
これもシステムがコロコロ変わって何が何だか良く分からなかったし、S!にしても無料版あり有料版あり無料版はいつの間にか廃止になったり、メール送受信にこれが必須になって315円の値上げになったり、とくかく値上げラッシュなのだ。
値上げや変更のお知らせは、ドコモの場合はメッセージRなどで知らせが来たと思うのだがSBMの場合は宣伝しか来ないからなぁ。
そうそう、メッセージRといえば利用者が申し込んで使うものでパケット代は有料だ。
パケット代が無料なのはメッセージFで、こちらには宣伝などが来るので私は拒否している。
そのメッセージRを使ってプレミアクラブか何かの宣伝が来るんだったかな。
勿論申し込まなければ来ないのだが、従来のメールアドレス宛から変更になったようだ。
えーと、話をSBMに戻そう。
有料サイトに暗証番号無しで入れてしまうと言う、究極の無駄遣い誘導は今も行われているのだろうか。
今回のS!ベーシック2クリック自動加入は、Y!ワンクリック詐欺の改良版なのだろうか。
おそらくはこの2クリックが「画期的ビジネスモデル(孫さんが言いそう)」で、有料サイトへのパスワード無し認証と同じく「加入者の意志を確認しました」と言える仕組みが出来ているのだろう。
きっと孫さんは「2クリックはいけない、3クリックなら良いと法律のどこに書いてあるのか。だったら4クリックはどうか?5クリックなら良いのかという議論に発展しかねない。我々は加入者の利便性を最大限にするために、誤った操作を排除しながら面倒な操作と感じない2クリックシステムを導入した。クリック数議論はこれで終わる。この2クリック方式は世界ではじめて我々が導入したもので、導入当初こそ不安の声も聞かれたが今では非常に便利であることがCM総合研究所のデータでも明らかだ。今後は全ての契約が2クリックで完結する【+2コンセプト】に沿った運営を約束する。」なんて言いそうだ。
私の場合はもうすぐ解約するから良いが、使い続けるならばY!ボタンを接着剤で固めて押せないようにした方が良いかもしれない。
http://mobiledatabank.jp/
Y!ボタンワンクリック詐欺の時はアナウンスが早すぎたために批判論が噴出して失敗した。
そこで今回は秘密裏にスタートするのではないだろうか。
これも孫さんだったら「気づいたら便利に変化していた、SBMはさすが全てがスピーディーだ、そうお褒めいただけるのは我々がインターネットカンパニーであり、常に加入者の利便性を速やかに追求する姿勢を持っているからだ」なんて。
Y!は2回も失敗するという情けない事態に追い込まれた訳で、同じ失敗をまた繰り返すのはお利口ではない。
孫さん自身が収穫期というのだから、まともな方法での課金と考えるのは危ないだろう。
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