- 2009年9月 9日 10:47
接続料見直し議論の中でSBMはドコモに対して800MHz帯のローミングを迫った。
理由は、自力ではエリア構築できないため。
しかし孫さんは「エリアカバレッジが99.9%を超えたので設備投資を縮小する」としていた。
だったらなぜローミングを要求するのか。
その理由として「800MHz帯がないからルーラルエリアでのサービスが(金がかかりすぎて)出来ない」という。
が、それに対してもドコモは「低コストでエリア構築できる画期的方法が(SBMには)あるのではないですか」と切り返した。
もちろん孫さんはこれに反論できず、しかし800MHz帯ローミングは求め続けたが却下された格好だ。
SBMは800MHz帯云々といっているが、結局の所非採算エリアでのサービスをしたくないのだろう。
数千万円をかけて建設し、ランニングコストだって馬鹿に出来ない地方基地局が稼ぎ出す金が8円では泣けてくるだろう。
そんな場所はドコモローミングにした方がずっと得で、ドコモは勝手に損すれば良いだけでSBMは知らん顔できる。
従ってなまじ800MHz帯などが割り当てられでもしたら、それを有効活用せねばならずSBMは困ったことになる。
800MHz帯の大きな設備と大きなアンテナを収容する大きな鉄塔と大きなコンテナは金がかかる。
セル半径を広げようとするとマルチセクタ化しないと効率が上がらず、さらに金がかかる。
端末も800MHz対応にする必要があれば、マルチバンドハンドオーバなどシステム変更も必要だ。
これは今のSBMには無理だろう、どう考えても。
もしこのレベルのことが可能であるならば、HSDPAエリアはとうに全国展開されていてしかるべきだ。
HSDPAの全国展開より、新周波数の利用を開始する方が余程金もかかるし手間もかかるからである。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090828/336181/?ST=keitai&P=1
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