- 2009年9月 9日 10:53
ソフトバンクは単に金がないだけなのか?それとも球団売却を画策しているのか。
野球チーム保有には2004年以降預かり金制度が出来、ソフトバンクも25億円を預けている。
この金は10年経つと無利息で返還されるわけだが、ソフトバンクはこれが気に入らないようだ。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20090908-OYT1T00048.htm
ソフトバンクといえば2000年に経営破綻したあおぞら銀行株の長期保有を約束して筆頭株主になった。
その後政府から税金を突っ込ませて再生した後の2003年には米国の投資ファンドに売り払っている。
当然この行為に対して各方面から批判はされたが、安値で買って加工(税金を突っ込ませて)して高く売るどこが悪いのかと孫さんは言った。
長期保有にしても、長期の感覚は人それぞれだとでも言う訳で孫さんの言うところの「長期」とは3年程度なのだ。
もっともこうして金を作らなければADSL事業の赤字は穴埋めできなかったと思われる。
ADSL事業はおそらく今でも投資額は回収できていないと思われ、完全に失敗だ。
シェアを稼いで売り払う作戦も買い手が付かずに失敗、当時の設備は旧態化して信頼性が著しく失われている。
SBMが重荷になっているためもあり新規投資が躊躇われるし、所詮斜陽となったサービスなのだ。
そんな、3年でも長期な孫さんのとって球団保証金の10年はあまりにも長いのではないか。
球団を持ったあのころはライブドアも楽天もそんな雰囲気であり、自分たちも負けずに参入するかというムードだったと思う。
それが今となっては宣伝効果よりも維持コストの方が気になって来たとも考えられる。
SBMの借金を返さなければならないし、確かにその部分の借金額は減っているが他の部分では借金をしている。
つまり借りた金で借金を返すようになってしまっているのが現状だ。
SBM自身も投資金額抑制と言うよりも凍結に近いところまで絞り込んでおり、様々なシステム改悪での「収穫」を行うも厳しい状態に変わりはないのかも知れない。
だとすると、維持コストの高い球団はどこかに売り払いたいと思うはず。
あるいは例のADSLモデムのように、別会社を作って別勘定にしてしまうことも考えられる。
決算の場でも球団の宣伝をしてみたものの、やはり食いつきが良くないと感じたのかも知れない。
- Newer: 国家戦略局
- Older: ローミング義務化なし
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。