国家戦略局

なんかね、名前が前時代的というかスマートではないと感じるのだが役人に対する威力は大きいらしい。
管氏は従来も大臣特権を巧みに使って役人が隠し通そうとした書類を引き出した経験がある。

役人に、なぜ今までさんざん探しても見つからなかったものが大臣命令が出たとたん見つかったのかと問うと、背表紙の字が薄くて気づかなかったと言い訳した。
そんな管理しか出来ない部署には制裁を加えるべきで、これに関する法案審議もやがてされるだろう。
役人にしてみれば次政権まではおとなしくしていましょうみたいな感じだろうし、天下りも今のうちにと駆け込み天下りが行われている。

まだ序盤戦ではあるのだが役人の態度の変えようと言ったら笑ってしまうほどだ。
もちろん役人は言うことを聞いたふりをしながら自分の有利な方向に事を運ぼうとしているわけで、たぶん新米議員はこれに騙される。
こうなると役人は議員の上に立つ存在になり、自民政権と変わらなくなってしまう。
そんなこんなを監視する国家戦略局は役人の敵であることに間違いはなく、そこに菅さんが登場なのだから国民から見れば鬼に金棒で役人から見れば○○に刃物（差別用語）だ。

過去に役人との戦いに勝ったのが菅さんだとすると、田中真紀子さんは負けた方だった。
役人は頭が良い訳で、それに立ち向かうにはそれこそ戦略を練る必要がある。
役人の頭の良さが国家のために使われたらな、きっと世の中は良くなっていただろうに…