安定性がない

携帯各社のイメージ調査、安定性や技術力などの項目でドコモが評価された結果だった。
これは信頼感にもつながり同調査項目の数字も押し上げる。

確かにドコモなら安心みたいな所はあると思う。
逆に言えば、巨大事業者なのだから安心して使えなければ困るわけだ。
だからこそ無料で釣って有料会員へシフトさせてしまう仕組みや、今は余り見かけなくなったが独自解釈での無料広告などは行うべきではないと思う。

安定性に関する項目でSBMは3事業者の中で最も低い。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20090901/336266/
このグラフは移動体通信時の安定性を言っていると思うが、事業の安定性や施策安定性も低いと言わざるを得ない。
昨日書いた2クリック詐欺も急遽中止らしい。
http://www.mobiledatabank.jp/

今回は実施直前に詐欺手法を公表したが、あっという間に反論が広がり従来と同じく世論につぶされたのか。
それとも明らかに違法であると顧問弁護士にでも言われたのだろうか。
POP-i、フェムトセル、基地局増設、いずれもやると言ってもやらなかったわけで、SBMの言うことはなかなか信じられない。

ところで、実際に2クリック詐欺が行われていないのかどうかを試してみた。
Y!ボタンを押すとS!への加入を誘う項目は出るが画面の下の方なので誤ってクリックすることはないだろう。
このリンクをクリックして何が起きるのか、突然そのまま契約完了と出るのか？は試していないので不明だ。

ドコモは信頼はされているが料金は高いと感じられている。
実際にはauと似たり寄ったりなのだが、少なくとも端末代がかかるのは事実でそのイメージもあるのか。
度重なる値上げや改悪にもかかわらず、SBMは安いイメージを維持している。
端末はスパボ価格で高いのだが、むしろそんな高額端末は目に入らずスパボ一括や投げ売りiPhoneのイメージが強いのかも知れない。
SBMの広告や販売、いわゆるマーケティングのうまさは誰もが認めるところだ。
だからこそ無茶なことも出来るわけで、この安いイメージやマーケティングのうまさを得るための投げ売りも無意味ではなかったといえるのかも知れない。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20090901/336360/