- 2009年9月15日 16:06
最高気温も徐々に下がり、9月も半ばとなれば秋の気配も漂ってくる。
今年は残暑が厳しいと気象庁は発表していたが、関東以北では厳しい残暑という感じはしない。
来週末になるとドコモのJavaScript事件から4ヶ月が経過することになる。
当初は1ヶ月程度で対応といっていたが、その後アナウンスもないまま時が過ぎた。
一応メールで問い合わせでもしてみるかと思うが、定型文が帰ってくるだけだろうな。
これで顧客満足度を上げようというのだから、まるで笑い話のようである。
対応が出来ないなら出来ないと公表すること、説明することも大切なはずだ。
プライドを捨てて「我々が大馬鹿者でした」と発表すればいい。
秋と言えばSBMが緊急地しん速報を開始する予定だった頃でもある。
5月に出た説明でも8月以降に各地域で対応状況を出すとなっている。
まあ9月も8月以降には違いないわけで、12月まで待ちなさいと言うことだろうか。
8月中に発売が予定されていたドコモお下がりの931Nは未だにお目見えしていない。
発表からこちらも4ヶ月が経過し、夏モデルどころかこのままだと冬モデルになりそうだ。
孫さんは最初の頃だったか、新製品発表会で「SBMは待たせない、発表したら間髪入れずに発売する」と吠えた。
確かにその時のモデルは発表後まもなく発売されたが、その後その言葉は忘れ去られた。
SBMにとってハイエンド端末はどんどん売れるようなものではない。
投げ売り対象にでもなれば話は別だが「ドコモのお下がりなのにドコモより高いの?」みたいな(本当は月月割りがあるのでそう高くはない)感じを抱く人も多いだろう。
となると、いくらお下がりとは言っても数万台規模での仕入れ契約が結べないのか?
無線LANはインターネット上にGWを設置する方式なので特別な問題はないと思うのだが、以下を見るとパケット代は無料ではないらしい。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000035386/#9725473
ドコモの場合はホームU経由の場合は無料になる訳で、月額料金もSBMと同じ(SBMは通信のみ、ドコモは通信+IP電話が使えるようになる)だ。
正式サービスが開始されないと何とも言えないのだが、一応。
そうそう、ドコモは今秋にもフェムトセルの一般向け販売だかレンタルを開始するとしていたはずだ。
ドコモの当初の言い分によれば従来機でも独自サービスは受けられないがフェムトセルの恩恵は受けられるとのこと。
冬モデル以降ならばフェムトセル対応サービスの対象にもなると言う。
ドコモは当初からインターネット経由ではなくホームUと同じように専用APに接続する方式を考えていた。
これはセキュリティや遅延などの品質管理が行いやすい事がその理由になると思うが、マルチセッションの線が必要になる。
フェムトセルといえばSBMが2年ほど前からやるやると言っていた。
SBMはYBBのADSLにつなぐことを第一に考えていたようで、当初FTTHでなければ駄目だというメーカに無理矢理ADSLインタフェースを付けさせたという話もある。
ところが実際にYBBの線に接続してみると遅延やその他の管理が出来ずに品質確保が難しいという話もあり、そんな事からフレッツと仲良しになったのではないかと見る向きもある。
【2007年には万単位の実証実験】
2007年の夏には、2007年末頃から万単位のフェムトセルを稼働させる予定と語っている。
同時に鉄塔を建てるには半年ほど期間がかかるがフェムトセルなら早いとも言っているのだが…
結果としては鉄塔の方が早かったと思う。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/35292.html
予定の2007年末には万単位はおろか数人で実験中だと…
【2008年春には商用サービス開始】
2008年春には商用サービスを開始したい。
自宅に基地局がやってくる。
ADSLモデムと同じくフェムトセルを配る。
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20352063,00.htm
SBMの名誉のために付け加えると、免許問題も発生した。
事業者側はホームアンテナと同じような出力なのだから包括免許で運用させてくれとした。
しかし総務省は「ホームアンテナは自ら電波を発射しない中継局、フェムトセルは小出力ながら基地局であり同一視できない」とした。
つまり総務省は、中継局を基地局と呼ばないアンチだったのだ。
このため法令改正が必要になり、ドコモはその予定をふまえたサービス開始時期を設定したと思われる。
ただし当初のホームアンテナのように個別免許申請をすれば認められるわけで、これを以てフェムトセルサービスが不可能である理由にはならない。
【2009年初頭から商用サービス開始】
2008年には、2009年初頭から商用サービスを開始したいと語っている。
この年の6月には商用システムの構築を終えていると発表している。
これって、機材は発注した、土地は確保した、後は建てるだけだと言いながらいっこうに増えなかった基地局と同じかも。
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20380729,00.htm
【2009年秋冬モデルでフェムトセル対応】
ここでは2009年の秋冬モデル以降をフェムトセルに対応させ、それまではエリアの穴埋めに使うと言っている。
しかし穴埋めも何もフェムトセル自体が出てこない。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090203/324049/
国産ケータイに関してはフェムトセル対応も出来ようが、iPhoneは難しいかも知れない。
するとiPhoneの接続を蹴るようにするのかなど様々な問題があるはずだ。
それでなくてもSBMネットワークではiPhoneの時刻自動補正機能が働かないなど非互換部分があり、iPhoneを売りたいSBMとしてはフェムトセルより無線LANの方がスムーズに使ってもらえそうだ。
(もちろん無線LANを使ったとしても時刻自動補正は働かない)
とすると931Nはいずこという話になるのだが、まあいろいろ忙しいのだろう。
SBMの場合はフェムトセルではなく、フェイクセル…
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