のりP保釈

日本中が大騒ぎの事件が一つの分岐点を迎えたとも言える酒井法子さんの釈放劇。
覚醒剤の痕跡を消すための逃亡など決して馬鹿ではない、いやむしろしたたかな部分を見ると予定調和なのか。

TV番組などでは草なぎさんの謝罪会見と比較されたりもしているが、やはり酒井法子さんの会見の方が「うまい」感じがする。
鬱病の人が言っていたのだが、薬を飲んで正常風になっている自分と薬を飲まずに動けなくなっている自分のどちらが本当の自分なのかが分からなくなることがあると。
女優として長く芸能界にいる酒井さんのプライベートな顔とはいったい何なのだろう。

会見も良くできていたとは思うが、あくまでも外側から見たのりPがどうであるのかがポイントになっている。
自分がどうであるのかよりも、周りがどう感じたのかが重要みたいな感じで。
言葉や言い回しなどは不自然な部分もあり、台本読みが足りなかったのかな？と思う一面もあった。
非常に依存性の高い薬物を常用していたとあって、果たして覚醒剤をやめようと思ったのか？捕まらないように注意しなければと思ったのか。

政治家にしても選挙中と当選後（今回の選挙を見ると落選後でも同じかな）ではずいぶん態度の違いの見える方もいる。
当選のためなら土下座もするという、およそ権力を持った人の姿とは思えないあれは芸なのか。