- 2009年10月 4日 13:02
先々週だったかGfKの集計でiPhoneが売れ行き一番の栄誉に輝いたのは。
ここのところiPhoneの売れ行き不振を同集計データが示していただけに、関係者というか宣伝者は喜んだだろう。
これは供給状態を悪化させていた、つまり溜めてあったものを一気に供給&登録したものと思われる。
が、先週はトップの座をN-03Aに明け渡した。
これはN-03Aが投げ売りされているからで、新色の影響も多少はあるだろうが価格の影響が大きいと思う。
投げ売りと言っても新規も買い増しも9,800円(ドコモショップ)とiPhone3Gよりも高額ではある。
高額ではあるがドコモショップでこの価格というのは比較的珍しい(量販店では新規ゼロ円もあるし買い増しも多少安い)ので買い増し客が興味を示した可能性は否定できない。
不人気モデル?の新規ゼロ円はあるが買い増しはそれでも1万円とか2万円とかで差別されている。
ドコモショップに至っては昨年冬モデルも買い増しだと3万円以上と、本気なのかよと思うようなプライスタグをぶら下げているのだから何とも。
iPhoneは発売開始後1.5年を経過したわけで(勿論3GSへの変化はあったが、総販売台数を語るときは同一視なので)、人気の継続性という面では830Pに近いものがあると思う。
やはり安価販売の力というのは当たり前だが強い。
これで儲かれば、の話だが。
陳腐化防止の話題性維持はマスコミ使いの得意なソフトバンクらしい展開で行われている。
ITmediaなどでもアプリ紹介が何度も載るが、国内シェア1%の機種の話としては異例の扱いだ。
この理屈で行けばケータイ用javaアプリの紹介などはものすごい量になっても良いはずだが、特段宣伝して貰うような事でもなかったのだろうか。
ゲームに関してはその感じ方の個人差も大きいとは思うのだが、実際にiPhoneのゲームを何本かやってみた感じとしては操作性の悪さ(キーがない)を実感しているだけに新作紹介も「ふーん」程度に感じるのみである。
TouchのTV CMでもモーションセンサによってプレイするゲームのみを紹介している所が全てを語っていると思う。
どんなアプリがあるのかな?
そう思って最初こそ探しまくった。
でも分類が荒いので探しにくいし、日本語アプリが意外に少ないことに気づいた。
アプリが何万本あるとか何十億ダウンロードだとかと言われているが、それは特別素晴らしいものでも何でもないなと言うのが感想である。
値段もケータイ用アプリに比較すれば高額で、むしろDSのオンラインショップで買うソフトに近い感じかも知れない。
そしてこれも当たり前だがゲームマシンとしてのハードウエアもソフトの出来もDSの方が優秀である。
ただし画面の解像度を除いては、としておこうか。
マルチメディア聡明期によく言われた「これがあれば何でも出来る」は、裏を返せば「使い道が見あたらない」に等しかった。
アプリがあれば何でも出来る的なCMを見て、何故かそんな時代を思い出してしまう。
国内ユーザにとってはアプリで何でも出来るより、ケータイに近い機能の実装を望む人が多いのではないのか。
それはiPhoneをスマートフォンよりケータイの仲間だと見ている、或いは見せている現状に原因があると思う。
- Newer: USD/JPY相場観
- Older: LTE用デバイス
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。