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  • Posted by: F&F
  • 2009年10月 5日 10:30

Who are you(10/5)◆ 先月の選挙の前あたりに電子投票に関してblogに書いた。頂いた意見では集計システムそれ自体に何かが仕掛けられていたらどうするのか、或いは強要による投票をどう避けるべきかが問題とされた。実はこれらは電子投票だから云々と言うことではなく既存の投票システムに於いても同様のことは起こる可能性がある。問題はその不正行為を行うことの容易さと発見の難しさがどの程度であるかだ。実際先月の選挙でも成人女性が未成年と間違えられて投票を拒否された(役所の人間が誤りに気づいたが投票拒否された
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Comments:1

tach_ymn Author Profile Page 2009年10月 6日 00:21

こんばんは。
私の所属する研究室がある建物の別フロアにDNAによる生体認証を研究している研究室があります。

DNAによる生体認証はサンプル採取後に認証に用いる部分(個人ごとに特徴が出る部分10~15箇所ほど)を切り出し、それを複製(PCR)する必要があり、現在では整った設備のある研究室環境で最短3時間程度時間がかかります。
ということで、DNAによる生体認証はその場ですぐに結果を求める本人確認手段としては使い物になりません。期待されているのは入国審査くらいです。
DNA生体認証の実用化にはこれを30分以内にする技術革新が必要といわれています。ちなみに、この30分以内という目標設定は『入国審査での待ち時間は30分くらいが限界だろう』という話から来ています。

ということで、DNA生体認証は精度(本人拒否率・他人受入率)はほかを圧倒するのですが、欠点(所要時間、特殊例を除く双子の識別不可、その他運用上の問題)も多く、すべてを解決してくれる万能な本人確認方法では決してありません。


...投票所とかでの本人確認は、1例を挙げるとすれば、静脈認証+指紋認証の組み合わせなんていうのが現実的だと思います(これなら工夫すれば装置1つで同時に処理でき、時間もかからない)。
あとは、免許証などのカードにはシリアルナンバーだけを格納し、生体情報は行政機関のサーバに置いておき、必要に応じて照合という形で運用すれば問題は無いでしょう。

(本文にあった)裁判所などがかかわる場合には、ある程度の所要時間は許容されると思われるので、入国審査と同じように、遥か将来、実用化可能かもしれません。

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