- 2009年10月 7日 10:39
アンテナは重要である。
最近ではマルチバンドの複合型アンテナも基地局に用いられるようになり、これはビル上などの設置スペースに関係もしている。
CDMA方式ではセル半径の制御も必要になるのでアクティブチルト制御も普通に行われる。
必要なところには必要な電界強度をが得られるように、必要でないところには電波が飛ばないようにしなければならないからだ。
基地局においてはこうした制御が可能になるが、中継局はいずれの制御も出来ない。
これが周波数利用効率の悪化や不要なセルエッジを作る原因になってしまう。
こちらは一般的な概論
http://www.rf-world.jp/bn/RFW02/samples/p071-072.pdf
こちらはメーカの資料
http://www.hitachi-cable.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2005/04/26/no21_06.pdf
基地局を増やすと言うことは、それぞれの基地局を最適制御しなければならないことを示す。
CDMA方式のキモはパワーコントロールだが、アンテナ制御も受信機にしてみれば同様に電界強度制御に見える。
セクタは後から増やせるのではないかと言う人もいるが、それは相当難しいことなのだ。
またアンテナ外形からセクタ数を予想?する人もいるが、ケーブル本数でも数えないと正確には分からない。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/kako/ido/news/19970228207.html
ケーブル本数を数えたとしても、それがシングルバンドアンテナなのかマルチバンドアンテナなのか、ダイバシティはどうなのかなどの判断が出来るかどうか。
逆に6本のアンテナがあった場合に、デュアルバンドの3セクタなのか6セクタなのかも容易には判断できないだろう。
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