- 2009年10月 8日 14:41
インセンティブモデルは廃止すべき、分離プランで透明性と公平性を維持すべきだとの意見に従いドコモとauは分離プランをスタートした。
SBMは孫さん一人がスーパーボーナスによっていち早く分離プランを導入したと語ったがこれは嘘だ。
分離プランにもっとも近いドコモは、買い換え時期や継続利用期間にかかわらず端末代は一定だ。
解約後も端末の機能が制限されることはない。
当たり前である。
サービスと端末を分離するとは、端末は端末だけで自由に勝手くださいという意味だからである。
SBMの場合は違う。
継続利用期間によって実質端末価格は大きく変動する。
この「実質」というところがミソで、都合の悪い部分を隠すのによく使われる。
二重価格制でウルトラ高額なローンを組まされるのを隠すためにも、分離プランを正当化するにも「実質価格」が語られる。
それ以外にも、解約するとケータイの殆どの機能が使えなくなるなど、さらには自分で買ったものなのにオークションへの出品が禁止されるなど、横暴とも言えるほどの制限が課される。
これは分離プラントは決して言えない。
iPhoneはモロにインセンティブプランである。
8万円以上といわれるAppleからの納入価格であるiPhoneを、実質(!)2万円ほどで売るわけだ。
旧機種(8GB版)などはもうゼロ円でも売れないと言うことでオマケが付いたりしている。
結局分離プランは各社横並びで行わなければうまくは行かない。
インセンティブプランの方が端末代が安いのだから、安価を求めればそちらに流れるのは当然だ。
たとえば月額980円だけでケータイを維持している人の場合は2年間で約2.4万円がランニングコストになる。
これに対して5万円の端末といわれれば高い感じがするだろう。
しかしインセンティブプランで端末が4,800円ですよと言われればやはり嬉しくなる。
新規加入時には各社ともにインセンを出すが、たぶんドコモが一番額が小さいと思う。
これに対してSBMはウルトラ大サービス、10ヶ月無料になっちゃったりもする。
ドコモの割賦販売期限切れで流出者が多いというTCAの結果、当たり前だと思う。
ドコモの端末買い増し価格は3万円とか5万円とかなのに、他社に移ればただ同然で端末が手に入る。
SBMはサービスや品質の面があるとしても、auならば料金体系もドコモと似ているしサービスも品質も同じような感じなので移動しやすい。
ドコモにあるサービスはauにもあると思って大きな間違いではない。
ドコモで端末買い増しをすれば5万円、auに移れば格安で端末が手に入る上にキャッシュバック券までくれる。
auが気に入らなかったら2年後にドコモに戻ればいいだけの話で、そうすれば又サービスを受けられる。
つまり、ドコモやauの場合は2年ごとにインセンティブを食うのが一番お得ということだ。
それ以外ならSBMでスパボ一括が良い。
普通にスーパーボーナス24回払いは縛りがきつすぎるのでお勧めは出来ない。
今後新規加入インセンティブがエスカレートするならば、いったん他社に移った後解約金を払って又戻ってきた方がお得と言うことにもなる。
MNPなら2年間基本料金無料!とか。
そんな販売方式を作ってしまったのは事業者であり、お利口な加入者はそんなメリットを最大限に引っ張り出そうとするだろう。
私はこの冬にSBMを2本(iPhoneも含めれば3回線)解約するが、iPhoneの分はドコモの新規優遇をもらおうと思っている。
iPhone以外の2回線はそのまま解約しても良いのだが、auのキャッシュバックが実質1.5万円以上あるならいったんauに加入してから解約しても良い。
(もらえる端末の魅力度にもよる)
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