- 2009年10月15日 10:41
APC1400のバッテリが1年ちょっとだ駄目になった話は書いた。
バッテリが激しく発熱して膨張し、本体から引き抜けない状態に至った後バッテリを本体外に引っ張り出して接続している。
それでも発熱していると言うことは、バッテリがそれだけパワーを消費していると言うことだ。
というか、そもそも発熱するほどに電流を流し続けるものなのかぁ?
これは充電電圧を下げれば解決する問題であると思うので内部を見てみると、これが結構多くのパーツがあって見ただけでイヤになる。
ちなみにVR1という名称の可変抵抗があるが、これは充電電圧とは関係がなかった。
バッテリプロテクション用のサーモスイッチが市販されていて、これは温度が50℃になると接続を遮断してくれるそうだ。
これを使ってバッテリ保護を行うことも有効ではあると思うのだが、そもそも50℃は普通に上がったりして。
内部にはファンも付いているが、このファンはパワーデバイスを冷やすためでありバッテリ部分とは隔壁によって仕切られている。
従ってトラブル時にファンが回ったのは、パワーデバイス周辺温度が60℃を超えたからでありバッテリはもっと高温になっていたと想像できる。
回路図があれば一発なのだが、残念ながら回路図は公開されていない。
検索してみると回路図を探しているという人はいる。
バッテリが膨張して引き抜けなくなったという人もいる。
激しい発熱で危険を感じた風な記述のページもある。
この1400VAタイプは一般家庭で使用されるケースは少ないはずで、業務用途だとバッテリ寿命前に本体ごと交換されてしまうケースもある。
またバッテリにしても年に1度とか2年ごとなど決められたサイクルで交換や保守契約されているはずなので、その寿命がどうだろうとバッテリが膨らもうと関係ないというか気づかない可能性も高い。
しかし家庭用で使うとなるとエコ(財布のエコも含めて)考えたくなり、この発熱はイヤだ。
前回の記事のコメントで頂いたようにバッテリを本体内に格納せずに使うか、自動車用のバッテリでもつないでおくか、それとも1400を使うのを止めるか。
うーん、どうしようか。
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