- 2009年10月17日 11:04
SBMの無線LAN搭載モデルである931Nは、ベースがドコモのN-01(06)Aの夏モデルだ。
いや、夏モデルだったと言うべきだろうか。
既に発表から半年近くになるが発売されていない。
当然当初の発売予定からも遅れているばかりか、カタログからも姿を消したとの話もある。
ドコモのN-01A/N-06Aはたいして売れておらず、だったら造るの止めておこうかという考えだったとしても不思議はない。
そもそもSBMではハイエンドは売れない。
ハイエンドはドコモの方が売れるのだが、そのドコモで売れないものをSBMで出しても悲惨な結果しか得られない可能性は大きい。
そこでカタログを飾る為の「ドコモは○モデル、auは○モデルがだうちは○○モデルだ!」と自慢用で消える可能性も大きい。
もう一つは冬モデルとしても発表し、モデル数の水増し用に使い回す手である。
まさか無線LAN経由の通信に関するシステム構築が遅れていると言うこともあるまい。
ドコモの場合は専用AP経由でドコモ網に接続するスタイルを採るわけで、これは伝送遅延や帯域などを確保したいからだろう。
一方でSBMはインターネット経由を(一応)発表している。
SBMはドコモと違って音声は通さない予定(なのに料金はドコモと同じ)なので遅延などはさほど気にならないのかも知れない。
インターネット経由なのでどこかにゲートウエイを付ければいい話だが、遅延やセキュリティやその他様々な問題もある。
このあたりがクリアできないとなると無線LANモデルは発売できない事になり、すぐに直すと言って未だに何のアナウンスもないドコモの夏モデルブラウザ事件と同じになってしまう。
SBMの冬モデルの中の940SHと941SHも無線LAN搭載のようだ。
SBM的には何とかトラフィックを逃がさなければネットワークが持たないわけで、このまま行けば規制値を下げる必要さえあるのではないかと言われる。
しかもドコモと違ってハイスピードエリアは限られており、どこでもハイスピード接続できるわけではない。
更に屋内圏外は深刻な状況なのだが、逆に言えば屋内は無線LANを使ってねとすれば少なくとも通信路は確保できるかも知れない。
とは言っても孫さん的にはiPhoneを何としても売りたいというか、未だに残る昨年モデルの在庫を掃きたいだろうし、さてどんな売り方をするのか。
iPhone需要の一巡というか、一旦iPhoneに移行した人が普通のケータイに戻ってきている減少が見られると某零細ショップ(失礼)が言っていた。
そう言った面ではケータイも売らねばならず、難しいところなのだろう。
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