一斉ではないわけ

ドコモから2年以上遅れて、やっとSBMも緊急地しん速報が開始される予定だ。
何せ予定なので開始されてみなければ解らないというか、また延期とか中止とか、そんな話も多いだけになかなか信じられない。
最初は春頃開始予定だったかな？それが夏になり、そして11月下旬以降に一部で開始、全国展開は来年の夏前となった。

11月以降は来年も含むとばかりに更に遅れそうな気配があり、それでも年内には何とか一部エリアで開始できるように頑張っているとか。
何故一部エリアなのかも良く分からない。
システムを変えるのであれば全国一斉でも良いはずなのだが、資金的に一括投資が出来ないのだろうか。

予定によれば年内に九州の一部のエリア、来年春までに東名阪を除くエリア、来年夏前までに東名阪エリアとなっている。
あくまでも予定なので（特にSBの場合は）再延長も充分考えられるが、一応の目安と言うことで。
恐らく冬モデルは緊急地しん速報に対応してくるとは思うが、設計の使い回しでコストダウンが従来通り行われるとすると対応機種も限られるかも知れない。
UIやアプリケーションの追加などは比較的楽なのだが、制御フローの変更はデバッグも含めて結構な手間になる。
なのでメーカ的には（コストをケチるなら）やりたくないはず。

それに、ご自慢のiPhoneは緊急地震速報を受けられないはず。
SBMのネットワークでは自動時刻補正すら働かないという可哀想な状態なので致し方ないか。
3GPPの仕様通りに作られていれば何とかなるというか何とかすることも出来そうな気がするが、SBMでは無理か。
結局スマートフォンはスマートフォンで、と、この流れになってしまうのだが、絵文字対応その他で何とかケータイに近づけたいのが孫さんの思いだろう。
だったらネットワーク系の整備も行えばいいのにと思うのだが、それにはカネがかかってしまう。