- 2009年10月19日 11:00
いじくり回しているAPC1400だが、結局充電制御デバイスのリファレンス電圧端子に20kΩ+50kΩの半固定抵抗というスタイルにしてしまった。
最初から半固定抵抗にすれば良かったではないかと言われそうだが、適当な抵抗をくっつけたら適当な電圧になったから良いかなと思って。
でもまあ調整してみたくなるのが人情というものでもあり、既に傷んだバッテリは発熱するセルとそうではないセルが出来ている。
充放電自体は正常に出来ているのでこのまますぐにぶっ壊れるという感じではないが、いずれはバッテリ交換の目に遭う。
そのときにまたふたを開けて調整は面倒だなと思ったし、電圧を変えてどの程度のバックアップ時間だとUPSが計算するのか知りたかったと言うこともある。
電圧を25V(6セルで12.5V)まで下げるとUPSはバッテリがほぼカラであると判断した。
バックアップ時間は数分に、残容量は2割程度と演算された。
通常のサイクル使用で6セルあたり13.8Vあたりがスタンダードなので、27.6Vは無ければダメなのか。
というかトリクル充電であれば28Vはさほど不審な電圧ではないのだが、バッテリ周囲温度が高すぎるのが最大の問題なのだろう。
恐らく同様のデバイスを使っていると思われる他のモデルのバッテリが妊娠しない事からもそれが解るし、12Vバッテリモデルは6セルバッテリを単体で使っている。
24Vバッテリ電圧モデルは12Vのバッテリを2つ貼り合わせてあるので放熱設計が合わなくなっているのかも知れない。
2つのバッテリの間に銅板やアルミ板などを挟んで放熱構造を採ればいいと思う。
以前コメント欄で頂いたように、バッテリを筐体外に出して使うのは正解だと思われる。
今現在はその妊娠バッテリを筐体外に出して使用中だ。
電圧設定は以下のページで観ることが出来る。
http://www.fnf.jp/analog/upsstats.cgi?host=127.0.0.1&img1=2&img2=1&img3=6&temp=C&refresh=30
純正バッテリは3万円以上したかな。
秋月では1.1万円から1.6万円程度である。
一方でバッテリ付き(当たり前か)のUPS本体の中古が3千円〜5千円といったところだ。
企業などではUPSごと交換してしまう事もあり、中古は豊富に出回っている。
これら中古でもバッテリの異常発熱に晒されていなければ余命はある。
さて、この先バッテリをどうしようか。
秋月扱いのものに交換するのも手だが、このまま様子を見るのもネタとしては面白いか。
現在は筐体外にバッテリを出している。
これならば少なくとも周囲温度は室温であり、筐体内の40℃前後よりはかなり低い。
でも邪魔だ。
ファンを連続稼働にして中に突っ込んでしまうか。
ついでにバッテリ格納部への導風板も作って。
うーん、どうしよう。
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