- 2009年10月20日 11:59
消耗戦に持ち込めばSBMなどイチコロ、ドコモもauもそういっていた。
auはSBMの動向を気にし、ドコモはauの動きを注視している。
後追い感の強かったauが指定通話先の無料通話を始め、メール無料をはじめとなるとSBMは脅威を感じるだろう。
市場調査でも21時からが「もっとも電話を使いたい時間」との結果が出ていて、その時間が有料であるSBMの準定額は今や色あせてきている。
学生がSBMではなくWILLCOMを選ぶというのもこの辺りの事情があり、どうせサブ機なのだから24時間定額をというわけだ。
そこに切り込むのがauで、長電話をする相手は決まっているだろうからその相手を登録しておけば24時間心おきなく通話が出来る。
しかもSBMのシェアが2割なのに対してauは3割、どう考えてもau利用者の方が多い。
新プランであるプランEは無料通話分をカットして価格を下げた。
従来は1,050円分の無料通話が付いて980円の支払料金だったが、プランEでは無料通話なしで780円。
どちらが儲かるのかは一目瞭然だろう。
なぜ780円なのか。
525円でも良かったのではないかと思うのだが、KDDI的にも微妙な戦略があったのだろう。
いや、525円だったら指定先定額を加えたとしても915円でホワイトプランより安いかなと思っただけなのだが。
通話はしないがメールは多い。
通話定額を求める層が居る一方で、全く反対な利用パターンもある。
時に無料通話分すら使い切れなくて、ドコモならば余った分は分け合えるがauの場合は繰り越しか分け合いかの選択しかできない。
だったら無料通話分無しのプランにメール定額をくっつけた方がお得かなという具合だ。
料金プランは複雑化するが、ニーズにあった提案が可能になる体系ではないかと思う。
ドコモは通話定額もなければメールし放題もない。
来月に予定されている冬モデル発表会で何が出てくるのか、何も出ないのか、楽しみでもある。
SBMはどうだろう。
準定額をフル定額にするにはネットワークの問題が許しそうにない。
フル定額オプションを(auの)真似で行う手があるかも知れないが、そもそもネットワークが持たないかも知れない。
メールに関しても同様で、従来は完全無料だったSBM同士のメールにS!ベーシック(315円)が必要になったり、SBM同士でありながらiPhone向けのE-Mailやフォトフレーム宛が有料だったりと値上げが相次いでいる。
またSBMから来るS-1などのメール受信にも金がかかったはず。
> また6月末をもって、「選べるかんたん動画お試しキャンペーン」
> 「S-1バトル開幕キャンペーン」 のメール受信料無料特典を終了する。
> 7月1日以降は、メール通信料0.084円/パケットが発生する。
いったいSBM同士のメール無料はどこに消えてしまったのか。
とにかく金がない、金を稼がなければ借金が減らない。
vodafone買収の借金を返すためにソフトバンク本体が新たな借金に手を染めている。
こんな状態で消耗戦に入れば、ドコモやauが言うようにイチコロなのかも知れない。
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