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レクサス代を引きました


  • Posted by: F&F
  • 2009年10月20日 13:10

HS250の双子、プリウスの兄弟?とも言うべきSAIは12月発売だそうだ。
お値段338万円で、プリウス代57万円をカットしましたという感じか。

プリウスよりちゃんとしたリアサスを使っているようだが、走行性能を犠牲にしたプリウスのリアサスの方が走行抵抗は小さいという。
燃費を取るのか走安性を取るのかの難しい問題なのかも知れないが、しかしSAIやHS250hでも「たいしたサスではない」と評する人もいる。
この辺りはワンボックス同様に割り切って考えなければいけないのかも知れない。
ワンボックスカーが荷物や人を運ぶためのクルマであるならば、現行のハイブリッド車は燃費最優先のクルマなのだと。
そこに走行安定性やコーナリング性能を求めてはいけないと。
もっともトヨタは「高級車にふさわしい卓越した走行性能」を実現したと謳っている。

高級車といえば日産だったかな?エルグランドを地上最高の移動空間だとしたのは。
そうか、FUGAなんか目じゃないのか、みたいな。
トヨタもワンボックスカーを高級だとか言っていたっけ。
まあワンボックスが高級だとか言っているからレクサス店が瀕死になっちゃうわけで、難しいですなぁ。
おそらくは「高級」にしないと買って貰えないのだろうが、これも又難しい。
何でもかんでも高級と名付けていくと、日産がワンボックスにもGTのエンブレムを輝かせるようなお笑い系になってしまう。

トヨタはプリウス3兄弟でハイブリッド市場シェアを広げようとしている。
バッテリさえあればもっと作れてもっと売れるのに。
そうは言っても時代はLi-ionであり、Ni-MHラインを増強するにはリスクがある。
安価誘導を行うならばNi-MHが良いと思うし取り扱いも易しい。
電動アシスト自転車だってMi-MHとLi-ionが共存している。
トヨタブランドではNi-MHを、レクサス店ではLi-ion版を扱うとか。
いや、取扱量だと反対の方が好ましいがそうは行かないだろうな。

Li-ion電池は工場新設などで量産化が整ってきている。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200910200063a.nwc
第三世代Li-ion電池は出力密度が3kW/kg、エネルギ密度75wh/kgとのこと。
iMiEVのLi-ionバッテリが16kWの出力で重量が230kg程度といわれているので、エネルギ密度は70wh/kgあたりか。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/05/0519a-pre.pdf

エネルギ密度でもNi-MHの2倍程度となる模様で、電池搭載量の減少が可能になるだろう。
ハイブリッド用にはこの程度の性能でも十分かも知れないが、EV用となるとさらなる高密度化が必要となる。

   

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