- 2009年10月24日 10:35
携帯各社はARPU上昇作戦に力を入れる。
ドコモやauはここのところ動画配信に力を入れているが、SBMはメールでパケット代を稼ぐ作戦だ。
SBM同士のメールが無料なのだからSBM自身から来るメールが有料な筈はない。
そう思って安心していると大変なことになる。
ガンガンメールの記事でも書いたが、動画配信やS-1に加えてギフトメールもウルトラ迷惑である。
これらのメールを受信すると(パケットし放題に入っていないと)月額千円以上の料金を取られてしまう。
オマケにS!に加入を促す画面が表れるなど、まさに詐欺ケータイと呼ぶにふさわしい感じになってきた。
これらの宣伝メールは申し込みが必要なものではない。
一般的迷惑メール同様に頼んでもないものを勝手に送りつけてカネを取るという、まさに詐欺なのだ。
ところがこれ、迷惑メール防止に関する法律には抵触しないように出来ている。
SBM加入の際に案内メールなどを受け取ることに合意しているからだ。
迷惑メールと言えばフィルタリングなのだが、自らがそれを送っている関係なのでフィルタには引っかからないように出来ている。
これはYahooのフリーメールにも言えることで、Yahooドメインから来る迷惑メールは阻止できない。
これによってYahooのメール代行発送商売が成り立っているのかも知れない。
迷惑メールフィルタ自体も非常にプアで、ドコモやauのような設定は出来ない。
一時期ドコモは迷惑メールを受信させてパケット代を取るみたいな商売をしているのではないかと叩かれた。
その後迷惑メール受信に相当するパケット分を無料にするなどして世間の攻撃をかわした。
その後はフィルタ性能向上や設定自由度の見直しなどでかなり良くなっている。
つまりこの、ドコモが数年前にやっていたことを更に悪くして自らが迷惑メールを送って儲けるというのがSBM流だ。
まあサービスエリアやHSDPAエリア展開もその他サービスもドコモの2〜3年遅れなので、儲けの手法も遅れて真似していると言えばそれまでだが酷い。
ちなみにこのSBM製迷惑メールの受信によるパケット代は、もめれば返還してくれるようなので交渉しよう。
2Q決算でARPUが向上しているとすれば、これらの迷惑メールによる詐欺課金や申し込んでいないサービスにアクセスしてパケット代を稼ぐノークリック詐欺などが功を奏したといえるだろう。
そこまでしなければ事業が成り立たないから。
そう言って許せる人だけが使えばいいのではないだろうか。
- Newer: APC SU1400
- Older: トップページが更新されました
コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。
サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。
登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。