- 2009年10月25日 14:01
先週、90円〜93円のレンジで動き93円を突破できれば次が見えてくる的に書いた。
今週もその見方は継続したい。
先週は90円台から始まり、終値で92円をわずかに超えた。
見方は先週同様で、ボリンジャバンドから見た日足は+2σに到達してここから更にバンド幅が拡大できるか否か。
一旦下落となると中心線が91円前後になると思われる。
91円を割ると-2σが88円あたり。
一目均衡表で見る日足は実態が雲に突入するところであり、雲を抜けられれば転換期になる。
雲の上限は93円あたりだがこの先雲が厚くなってくるので押し返されると再び雲の下限である91円前後まで下押しか。
以前にも書いたが全く勝手な予想とは言えないレベルの統計的な予言で12月には100円〜101円を見ている。
そこに到達するにはこのまま上昇して雲の上に抜け、週足の移動平均線であるところの93円〜94円を抜けることが必要だ。
一目均衡表で見ると95円あたりが雲の下限で、抜けるには99円を超える必要がある。
現段階で95円からの雲につっこめるかどうかはまだ解らない(もう少し先になりそう)。
全体としては今週もUSD上昇という見方を維持するが、88.00円から4円も上がってきたと言うことで買いのパワーが低下しているのも事実だ。
相場が連続下降或いは連続上昇時には比較的よく当たるテクニカル解析があるのだが、それがここ最近当たらなくなってきている。
これは逆に考えると相場の転換期にさしかかっている事を示しているのではないかとも思う。
ファンダメンタルを考えると米国の景気回復に伴う金利の上昇がいつになるのかが焦点かも知れない。
資金供給量の増大と低金利誘導は米国企業の力を急速に回復させたが、それは同時にインフレ懸念として表れてくる。
雇用状況が好転しないままインフレ傾向に突入するのは避けるべきであり、結果として金融引き締め策が発動される事を織り込みはじめるというわけだ。
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