iRemote

何度か書いているiRemote、最近ではmobile2pcよりもiRemoteの利用頻度が上がっている。
その理由として、画面の更新が早くて便利だと感じることが多いからだ。

ケータイの解像度はFWVGAでPCの方はXGAなので縮小しなければ全画面は入らない。
縮小しても画面全体の雰囲気は分かるが、文字を読むのは辛い。
となると画面の一部を見るスタイルになるが、その状態で画面の更新がiRemoteの方が速いのである。
mobile2pcの場合は時に「全画面更新」をしたくなるほど待たされることがある。

もう一つは文字入力で、mobile2pcはATOKと相性が悪くて縦書きになってしまう場合がある。
つまり1文字ごとに改行が挿入されてしまうのだ。
そんな時にはクリップボード経由で文書転送すればいいのだが少し手間だ。
まずはクリップボードに必要な文章を入力し、その後Windowsのアプリの方で「貼り付け」を行えばいい。
iRemoteは今のところ文字入力に不満は感じていない。

以前にiPhoneのVNCとmobile2pcの描画更新速度を比較しているが、なぜiPhoneの描画パフォーマンスが悪いのか今ひとつ納得できない。
http://www.fnf.jp/blog/2009/07/fnfblog1795.html
おそらくはiPhone用VNCの組み方ではないかと思うのだが、N-06Aが640480×854＝約5541万画素なのに対してiPhoneは320×480＝約15万画素しかないのだ。
普通に考えれば、さらに描画関係がチューニングされているiPhoneであることを考えると遅いはずがないと思いたくなる。
なのだが現実には遅い。
WLANを使ってもこの程度なのでSBMネットワークで使うとさらにダルい事になる。
しかも画面解像度が低いので縮小すると字がつぶれて読めない。
これは地図を表示したときにも言えて、解像度の違いは偉大だなと思う瞬間である。

iRemoteはmobile2pcよりも少し描画が速いので、iPhoneよりはだいぶ速いと言うことになる。
ちなみにiPhoneの名誉のために付け加えておくが、この実験で使用したのはiPhone3GSではなくiPhone3Gだ。