- 2009年10月29日 22:52
1.5GHz帯は再来月から整備が始まり来年4月にHSPA+(DC-HSPA)がスタートする予定だったはずだ。
しかし質問に答える形で孫さんはちょっと違った発言をした。
来年の9月に整備開始で再来年のはじめに7.2Mbpsで商用サービスを開始するというのだ。
つまり約10ヶ月遅れとなったのだ。
これに対して質問者は本当に7.2Mbpsなのかと聞き返す場面があった。
孫さんの言うことには再来年の初めに7.2Mbpsで1.5GHz帯を使い始め、それを徐々にHSPA+に置き換えていくというのだ。
いや、総務省に出した予定はそうじゃなくて12月に整備開始で来年度には商用開始だったはず。
いつのまに1年以上も遅れてしまったのだろうか。
確かに整備開始時期が近いにもかかわらず何もアナウンスされないのでおかしいなとは思っていた。
EMに続いての商用サービス開始なのだからもっと宣伝しても良いはず。
それが、それが遅れたと言うことなのか。
単に孫さんの言い間違えか勘違いではないのか?
この冬モデルで1〜2機種が1.5GHz帯対応、来年発売モデルは1.5GHz帯対応と言うことでちょっと遅いんじゃないかなとも思ったのだがそう言うことだったのか。
サービスインが再来年であれば、それまでに対応端末を売っておくと言うことで納得できる。
しかも1.5GHz帯はHSPA+でもDC-HSPAでもなく、7.2MbpsのHSDPAだと言うではないか。
これなら2GHz帯を使ったサービスと変わらない。
単に2GHz帯でバンド幅を広げられない(基準に達していない)から、それを新バンドを貰ったのを良いことにHSDPAで使ってしまおうと言うことなのか。
LTEを3.9Gとするワケは以前にも書いた。
これは4Gと同じ伝送方式を使う、つまり4Gの一歩手前なワケだ。
それに対してHSPA+はHSDPAの延長上にある、HSDPAに近いものだ。
だがSBMやEMは資金その他の問題もあるので新バンドをHSPA+で使いたいと言い、総務省も仕方ないなと納得した。
それをSBMはHSPA+にも達しない、HSDPAの7.2Mbpsで1.5GHzを使う????いや、混乱するなぁ。
嘘でしょう?と言いたいのだが…
2011年の初期にHSDPAで1.5GHz帯を使い始め、その後(時期は明言していない)HSPA+に移行するとなるとドコモに対するアドバンテージは無に等しくなる。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0906/10/news095.html
ドコモは2010年末には1.5GHz帯でLTEを開始するのだ。
2011年1月の商用サービス開始予定はSBMのLTEであり、孫さんはここを勘違いしたのかな。
それなら話は分かるが、もしかして1.5GHz帯はHSDPAでお茶を濁して、その後LTEにシフト?
いやいやいや、LTEは高いからダメだ、バットを早く振りすぎても球は打てないと言っていたし、DC-HSPAは42Mbpsだとも言っていた。
うーん、謎だ。
このあたりはメディアが後日広報にでも確認してくれるだろうが、謎だ。
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