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スパボあけ解約


  • Posted by: F&F
  • 2009年11月 1日 13:03

孫さんはスーパーボーナスの期限が切れた人の解約数は多くないと従来は言っていた。
あらかじめ実験的に2年縛ることをやってみたが、その2年が過ぎてもその人達は解約しなかったとした。

しかし今は違う。
別記事でも書いたが解約率は大きく上昇し、今や決算発表会の資料にも出せないほどになってしまった。
初期の頃のスーパーボーナスは投げ売りではなかった。
しかし2年〜2年半前からはスパボ一括ゼロ円販売などの投げ売りが行われはじめた。
そうしなければ純増数が確保できなくなってきたからである。

こうやって無理に突っ込めば当然解約数も増えるわけで、それが今になって表れていると言える。
この傾向はしばらく続いた後、スパボ一括ゼロ円にユーザが見向きもしなくなった頃から26ヶ月を数えればまた低下するかも知れない。
更に月月割りの密かな改悪による実質980円の値上げから26ヶ月を経過した頃には、更に解約率が下がる可能性がある。

ただし無理矢理的に企業に突っ込んだものは順次解約されるだろう。
以前お伝えしているとおり全くカネはかからないから番号契約だけしてくれと言うアレである。
中には個人向けのタダSIM契約なんてのもあったようだ。

投げ売りを行っても満足度が高ければ契約維持は出来る。
ドコモもauもSBM程ではないが新規ゼロ円攻勢は行っている。
しかし解約率を見るといずれも低い値になっており、SBMのような解約率ではないというかドコモと比較するとSBMの解約率は3倍近いという異常な値なのだ。
アンケートなどでもSBMの満足度、特にエリア満足度は非常に低い訳で、これでは携帯電話の魅力半減どころか使えないと評価されても仕方がない。

もう一つは料金プランだ。
ホワイトプランはSBMの代表的なものだが無料通話分がない。
先日ドコモのメール使いホーダイ発表の際に家族の料金プランを見直すことで安価に出来ないかを検討してみた。
Webアクセスを使わず通話料金がタイプSSで済む程度ならばお得になるのだが、タイプSの無料通話を使っている場合には得にはならない。
つまり見かけの価格は安いが、無料通話がないことによる従量分の上昇は少なくはないと言うことなのだ。
ホワイトプランの場合は(SBM同士の無料通話分は勿論あるが)メールが無料になるわけでもないので結局は割高なのだと思う。
そしてその見かけだけの安さにユーザが気づきはじめ、それも解約率を押し上げる一要因になっているのではないだろうか。

   

Comments:2

fSO 2009年11月 1日 17:49

あの方はずっとホワイトプランには縛りがないから解約率が高いんだ。と言い続けてますね。

F&F Author Profile Page 2009年11月 1日 23:22

確かに初期のホワイトプランには縛りはありませんでしたね。
その代わりもっと強力なスパボ縛りがありました。
今はキャンペーンでの2年縛りなどもありますが、結局は満足度が低ければやめちゃうんですよね。

嘘か本当か、顧客満足度を上げると宣言したドコモや従来から顧客満足度の高いauに対するSBMは、イソップの太陽と北風みたいな感じでしょうかね。

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