- 2009年11月 5日 18:44
鳴り物色で登場したWiMAXだが、加入者の伸びは今ひとつのようだ。
WiMAX用のデバイスなどを扱うメーカさんも、勢いが良かったのは周波数割り当ての頃までだったという。
今はLTE一色、或いはWiMAXと同じ部品が使える可能性もあるXGPへの売り込みが盛んだ。
一時期は小型モジュールなどを開発していたメーカも、初期型のみで2台目以降の開発は保留だという。
WiMAXは無線LANの親分な訳で、通信品質も無線LAN並みだ。
モビリティも120km/hが保証されている程度であり、決してハイスペックというわけではない。
ハンドオーバなどに関しても規格が緩いので作るのは楽だがシームレスというわけにはいかない。
XGPは逆に、音声を通せる品質をと言うことでプロトコルや規格などが非常に細かく規定されている。
2.5GHz帯という使いにくい周波数帯もエリア構築にはマイナスに働いている。
XGPの場合はそもそもがマイクロセルに慣れているのでショック?は少ないかも知れないが、UQは思った以上に飛ばない電波に頭を悩ませているのではないだろうか。
オマケに基地局設置場所の問題もある。
良い場所は既にどこかの事業者がアンテナを立てており、すると後発組はそこを使うことが出来ない。
SBMが旧ASTELのCS設置場所を使う契約をYOZANと交わしたと発表していたことがあったが、その後その話は消えた。
場所はあってもカネがないのか、場所はあっても荷重容量が不足なのか、或いは言ってみただけで場所すらないのか。
そう言えば参入当時も場所は確保したとか、機材は発注済みだとか言ってはみたもののいっこうに結果が出なかったっけ。
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