ワクワク感

携帯電話の冬モデルが発表され、第一弾は今週にも発売が開始される。
しかし何故かここ最近はわくわく感に乏しい感じがするのだ。
あ、でもドコモの冬モデルのブラウザはぬるぬる感はあるけれど。

機能拡張過渡期にあった頃のケータイはモデルごとに新機能が搭載され、カメラに否定的だったドコモがカメラ付きケータイを発売したときなどは大変な売れ行きだった。
液晶解像度が上がりQVGAになった時にもインパクトがあり、更にVGA化されたときにもそれなりの新しさを感じた。
Felicaはそれが搭載された当時より、世の中で使えるようになってきたりモバイルSuicaが簡単に使えるようになったりした時の方が新鮮だったかも知れない。
ワンセグは個人的に余り興味がなかったので、ワンセグ付きケータイを手に入れても何度かしか使わなかった。
でもTV好きな方にはそれなりの衝撃だったと思う。

カメラの画素数競争は未だに続いているのだが、画質競争も含めてこれはこの先も続くだろう。
これもAFが付いたとか手ぶれ補正が付いたという事での変化は感じられたのだが、今はどの機種でもそこそこ写る。
iPhoneから国産ケータイに買い換えればカメラの性能に驚くだろうが、それ以外ではどうなんだろう。
モデル間の差はあるとはいえ以前ほどその差は大きくはない。

結局の所カメラにしてもプアなものが今のレベルに進化している時点が面白かったわけだし、アプリの容量や動作速度も（これはまだまだか）進化途中が面白かった。
そう考えると現在のケータイはそこそこ出来上がってしまっていて面白味に欠けると言えるのではないだろうか。
その点スマートフォンなどはUIにしても動作速度にしてもカメラ性能にしても発展途上だ。

つまり、この先はスマートフォンにわくわくする事になるのだろうか。
ソニエリは？シャープのアンドロイドは？みたいな感じで。